山下智久が語る「人はいつでも変われる」の境地 ドラマ『正直不動産』の著者たちと語り合う

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水野:今の話を聞くと、どこかフワッとした雰囲気のある福原遥さんが月下を演じるのは適役ですね。

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大谷:そうですね。ただ山下さん、福原さん以外も、キャストに本当に豪華な方々の名前がズラリと並び、とにかくビックリです。

山下:漫画のようにドラマもキャラの立った豪華な方々に囲まれ、撮影現場にいるだけで楽しいですよ。マダム役の大地(真央)さんは、まさに“ザ・マダム”な感じで目力に圧倒されましたし、鵤(いかるが)社長を演じる高橋克典さんとは、ほぼ10年ぶりに共演させていただいたんですが、相変わらず素敵な方でした。実は桐山役の市原隼人くんも20年ぶり、16歳の時に一瞬ですけど共演させていただいたことがあるんです。さらに言えば監督とも20年ぶりの再会。夏原さんだけでなく、長い月日を経てこの作品で再会できた人が多く、とても感慨深いです。

最大のテーマは“人はいつでも変われる”

山下:実際に作品を作られている3人を前に恐れ多いんですが、『正直不動産』という作品を読み、僕の中では“人はいつでも変われる”というのが、この作品における大きなテーマではないかと思ったんです。

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この物語は今まで噓ばかりついてきた永瀬が、正直な営業という新しい扉を開いた物語でもあると。新たな扉を開くという意味で、僕自身も重なる部分があります。過去の自分を肯定しつつ、これからなりたい自分、目指したい自分がいます。なので、この作品に僕自身が変わるきっかけをいただいたような気持ちで挑ませていただいているんです。

大谷:“人は変われる”というのは、僕も漫画を描きながら思っていることの一つですね。

夏原:山下さんの、その常に上を目指す姿勢や有言実行なところは変わらないね。思い出したけど、『クロサギ』の監督の結婚披露宴で久しぶりに山下さんと会った時、「今はどんなことしてるんですか?」と聞いたら、「英語と身体作りをしています。他にもいろいろにチャレンジしたいことがあります」って話してくれたよね。その後の活動を見ていたら、まさに有言実行の男だなと。

水野:僕が以前取材させていただいた時は、「作品を通じて世の中に少しでも良いメッセージを送ることができたら」ということを話してましたよね。

山下:今も同じことを思います。今、否応なしに家にいる時間が増えている状況ですよね。改めて「良い家ってなんだっけ?」と考える人も多いと思うんです。ドラマを見てくださった人が、間取りや立地以上に、誰と住むか、どう住むかなど、自分にとって本当に住み心地の良い家はどんな家かということを考えるきっかけになってほしいなと思いますし、そんなドラマにしたいと全力を注いで撮影に挑んでいますので、ぜひ放送を楽しみにしていただければと思っています。

(取材・文/水野光博 撮影/三輪憲亮) 

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