山下智久が語る「人はいつでも変われる」の境地 ドラマ『正直不動産』の著者たちと語り合う

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『正直不動産』作画担当の大谷アキラさん

水野:毎エピソード、不動産業界の実情や現場の声を夏原さんが取材されていますが、取材現場は楽しいですか?

夏原:楽しくないよ! もちろん、いい不動産関係者にも出会うけど、悪い人にも話を聞かないと面白いネタはなかなか出てこないから、めんどくさい人とも会わないといけないからね(笑)。まあドラマが放送されたら耳が痛い不動産会社もいるだろうから、よくドラマにしてくれたよなと。NHKには感謝しかないな(笑)。とはいえ、演じる側にとっては業界用語も多いし大変じゃない?

山下:たしかに専門用語が多かったり、セリフも多くて大変な部分もありますけど、その分演じきった時の達成感も大きいです。

大谷:セリフを覚えるのが大変という部分、ものすごく共感できます。漫画を描く時に、まずネームという下書きを描くんです。その際にセリフを打ち込むのにものすごく時間がかかるんで。

水野:漫画家にも役者にも苦労させてしまい申し訳ないです。少し言い訳させてもらうと、専門用語のみならず、法的なことやどうしても状況説明をしなければいけないことが多いんですよね。

夏原:まあ私が関わる作品はセリフが多くなるというね(笑)。

感慨深い10年ぶり20年ぶりの再会

『正直不動産』脚本担当の水野光博さん

水野:自分がシナリオを書いているにもかかわらず出来上がった漫画を読むと、思わず吹き出したり、ホロリとさせられたりするんですが、大谷先生はキャラクターに息を吹き込むために意識していることってありますか?

大谷:うーん、改めて聞かれると困りますね(笑)。ただ例えば永瀬というキャラクターは、僕の中では現実社会にも割といる、読者に「永瀬、俺に少し似てるかも」って思ってもらえるような人物像を思い描いていて。逆に月下(咲良)は漫画だからこそのキャラクターというか。あそこまで優しい人って、なかなかいないと思うんです。その現実と理想の距離感のようなものは、キャラクターを描くうえで意識してますね。

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