山下智久が語る「人はいつでも変われる」の境地 ドラマ『正直不動産』の著者たちと語り合う

印刷
A
A
写真左より『正直不動産』作画担当の大谷アキラさん、ドラマ『正直不動産』主演(永瀬財地役)の山下智久さん、原案者の夏原武さん、脚本担当の水野光博さん
この記事の画像を見る(5枚)
不動産業界の裏側をリアルに描く話題の漫画『正直不動産』が、映像化される。”痛快皮肉喜劇(サティリカル・コメディ)”と銘打つエンターテインメント作品ながら、不動産業者と消費者の情報格差に斬り込むジャーナルな視点を持つこの作品を、ドラマはどう描くのか。
噓がうまくつけなくなってしまい、慣れない“正直営業”で悪戦苦闘する主人公・永瀬財地が、どのように演じられるのか。
主役を務める山下智久と『正直不動産』の著者が語りあった(連続TVドラマ放送開始直前企画 4月5日(火)22時~NHK総合にて)。

『クロサギ』以来の再会。不思議な縁だよなと

夏原武(以下、夏原):永瀬財地(さいち)役を演じてもらえるおかげで、Twitterのフォロワーがすごく増えたよ(笑)。冗談はさておき、今までいろいろな作品に携わらせてもらったけど、私の中で特に大切な2つの作品のどちらにも山下さんに関わっていただけている。不思議な縁だよなと。

ドラマ『正直不動産』主演(永瀬財地役)の山下智久さん

山下智久(以下、山下):そうですね。『クロサギ』は僕が初主演をさせていただいたというだけではなく、演技の道を歩んでいきたいと明確に思わせていただいた作品。人生のターニングポイントになった僕にとってもすごく大切な作品です。

水野光博(以下、水野):『クロサギ』の映画化の際、お二人の対談記事を書かせてもらったのが僕で、撮影したのが今日のカメラマンでもある三輪(憲亮)さんなんです。

山下:本当ですか! すごい巡り合わせですね。

水野:僕と大谷先生にとっては『正直不動産』が初めての映像化作品。大谷先生、自身が描く作品の主人公を演じる役者が隣にいるのはどんな気分ですか?

大谷アキラ(以下、大谷):もう意味がわからないですね(笑)。どこかまだ現実ではない気がするというか。『正直不動産』を描くにあたって、スーツのスタイリッシュさやシルエットをすごく大切にしているので、スーツがよく似合う山下さんに永瀬を演じていただけるのは本当に嬉しいですし、放送が今から楽しみです。

原案者の夏原武さん

夏原:私も楽しみだよ。台本を読ませてもらったけど、“お、こんなセリフ言っちゃうんだ!?”って驚いた。特に物語序盤のブラック永瀬をどう演じるか。ブラック山下の演技がホント楽しみ。

山下:コメディのパートと芯を喰ったシーンのギャップがあればあるほど面白いんじゃないかなって監督とも話しているんで、対比的な部分も楽しんでいただけると嬉しいです。

水野:山下さんは撮影前に漫画をかなり読み込んでくださったそうですね。

山下:役作りのためというよりも面白くて読みふけってしまいましたね。そもそも不動産に関する知識がまったくなかったので勉強になるなと思ったのと同時に、『クロサギ』の時と同じく「こんな世界があるのか」と新しい世界を見させていただいた驚きがありました。

次ページ山下さんは撮影前に漫画をかなり読み込んでくれた
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
長期強制入院、病院への強制移送、身体拘束、薬漬け…『ルポ・収容所列島: ニッポンの精神医療を問う』驚愕のリアルを著者に聞く(第3回)
長期強制入院、病院への強制移送、身体拘束、薬漬け…『ルポ・収容所列島: ニッポンの精神医療を問う』驚愕のリアルを著者に聞く(第3回)
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT