無印が改革を託した「ユニクロ出身社長」の実力

向かい風も吹く中、堂前流で組織は変われるか

良品計画の堂前社長は、ファーストリテイリングで副社長や欧米事業の責任者などを歴任した(無印店舗撮影:今井康一、ユニクロ店舗撮影:尾形文繁)

かつてのユニクロ柳井氏の有力後継候補が無印のトップに――。

2021年に小売業界で話題となったトップ人事と言えば、ユニクロを傘下に持つファーストリテイリング出身の堂前宣夫氏(52)が、無印良品を展開する良品計画の社長に就任したことだろう。1月7日には、2021年9月の社長交代後、初めての決算(2021年9~11月期決算)が発表される。

番頭よりも「トップが似合う」

2021年10月に東洋経済が実施したインタビューで、堂前氏は社長に就いた経緯を「(入社時点で)予感は全然なかった。本当に、なんとなく」だったと語っている。

1980年に西友のプライベートブランドとして生まれた無印だが、西友を含む旧セゾングループ出身者以外の社長就任は初めて。ただ、それ以上に今回の人事が耳目を集めたのは、ファストリ会長兼社長の柳井正氏の右腕として知られていた人物が、同じくグローバル展開する小売企業のトップになったという点だ。

堂前氏の在籍中、ユニクロは東京や海外へ初出店を果たし、急成長を遂げた。10年以上にわたり役員としてサプライチェーンや欧米事業などの重要任務を担い、副社長も務めた堂前氏は、柳井氏とともに決算会見や事業説明会にたびたび登壇。小売業界でも、有力後継候補の1人と見られていた。>>続きはこちら

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堂前新社長インタビュー前編
「無印は社会運動」と明かした真意

堂前新社長インタビュー後編
「店長育成」で大改革に踏み切る事情

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