年末年始が暇すぎて困る人にお薦め「ゲーム」5選 外出しなくても家で楽しい時間を過ごせる

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年末年始にぜひ遊んでほしいソフトを紹介します(写真:LuTiE78/PIXTA)

新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大を懸念し、年末年始は家でゆっくり過ごすという人が多いのではないだろうか。中には、やることがなくて時間を持て余してしまう人もいるだろう。

そんなときにおすすめしたいのがテレビゲームだ。いまのゲームは非常に進歩を遂げており、家にいながら、さまざまな時代のあらゆる世界へ行けるかのような体験を楽しめる。

今回は、ゲームの専門家である筆者が、主にPlayStation 4やNintendo Switchで遊べる、年末年始にオススメのゲームを5つ紹介する。

鎌倉時代の蒙古襲来をテーマにした大ヒット作

①アメリカ制作の時代劇ゲーム『Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT』
(画像:『Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT』公式サイト)

『Ghost of Tsushima』は鎌倉時代の侍が主役の時代劇ゲームだ。制作したのはなんとアメリカはワシントン州の会社だというのだから驚くだろう。もともとは2020年に発売された作品だが、新たなストーリーなどが追加されたディレクターズカット版が2021年8月に登場している。

本作はオープンワールド(広大な世界)を自由に冒険できるアクションアドベンチャーゲーム。物語の舞台は対馬。プレーヤーは侍である「境井仁(さかい・じん)」となり、モンゴル帝国(大元)の侵攻を防ぐために戦いを繰り広げる。

海外製の時代劇ゲームとなると「トンデモ日本」が描かれるのではないかと不安になるかもしれないが、心配は無用だ。開発会社は対馬へ取材に来ているのはもちろん、発売元であるソニー・インタラクティブエンタテインメントも制作に大きく協力し、日本人が遊んでも違和感がないような作りになっている。

歴史に詳しい人から見ると、言葉使いなど時代考証が甘いと感じる部分があるかもしれないが、それは「エンターテイメントとして楽しめるようあえてそうした」というこだわりぶり。黒澤映画のような画面エフェクトをかけられるなど、日本人以上に時代劇のことを理解しているかもしれないゲームだ。

『Ghost of Tsushima』は全世界で650万本を売り上げた大ヒット作品。アメリカで毎年実施されている権威ある表彰式典「The Game Awards」で、2020年に「Player's Voice Award」(ユーザー投票部門)を獲得している。

・遊べるゲーム機:PS4、PS5
・公式サイトはこちら
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