「女性部長の比率が高い会社」ランキングTOP50 女性活躍を推進する日本の上場企業の実態

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女性部長の比率が高い会社はどのような取り組みをしているのか(写真:y.uemura/PIXTA)

女性活躍推進が進む中、女性課長は多くの場でお目にかかることも増えてきた。では、その上の部長クラスはどうなのか。今回は最新の『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2022年版(基本的にデータは2021年時点)掲載データを使用して女性部長比率と部長数のランキングをそれぞれ50位までご紹介する。

なお、『CSR企業白書』2022年版(2022年4月発行予定)では400位まで掲載予定なのでこちらも参考にしてほしい。

女性部長比率1位はABC Cooking Studio

まずは女性部長比率ランキング。1位は東京を中心に国内外で料理教室を展開しているABC Cooking Studioで95.0%(女性部長19人、以下同)。従業員数も1032人中、女性が997人で女性比率は96.6%と高い。女性管理職比率も97.1%と高く、女性活躍が進む会社と言えそうだ。

『CSR企業総覧2022年版(雇用・人材活用編)』(東洋経済新報社)は11月29日発売。書影をクリックすると販売サイトへジャンプします

2位は75.0%(3人)でポピンズホールディングス。働く女性の支援目的にベビーシッターと介護の在宅サービス、保育所等運営のエデュケアを展開する。執行役員を含む女性役員数は4人で女性役員比率も26.7%と高い水準を誇る。

3位はシーボン(2020年時点)、ASIAN STARの2社が66.7%、人数はいずれも4人で並んだ。

以下、5位スタジオアリス60.0%(18人)、6位富士ソフトサービスビューロ53.8%(7人)、7位アイリックコーポレーション50.0%(6人)と続く。部長数が最も多かったのは23位パソナグループの59人(29.1%)。18位ニチイ学館39人(32.0%)、19位ベネッセホールディングス38人(31.9%)が続く。

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