EV電池の原料「リチウム」暴騰はいつまで続くのか

豊田通商は「2度目」の生産能力増強も視野に

豊田通商がオーストラリアの資源企業オロコブレと共同開発するアルゼンチンのオラロス塩湖。人工池で乾燥させて炭酸リチウムを生産する(写真:OROCOBRE)
今年の夏以降、車載用のリチウムイオン電池に欠かせない原料の1つ、リチウムの価格が急騰している。その影響で、価格の低減が進んでいた電池の販売価格を引き上げる電池メーカーも出てきた。
リチウム市場で、いったい何が起こっているのか。
日本企業で唯一リチウムの権益を持つ豊田通商にて、長年リチウムの資源開発に携ってきた“Mr.リチウム”こと、片山昌治・金属本部COOに聞いた。

「パニック買い」の側面も

――足元でリチウムの価格が急騰しています。何が起きているのですか。

EV(電気自動車)シフトの加速を受けて、炭酸リチウムの価格は足元で1トンあたり2万5000~3万ドル弱くらいまで上昇しています。

価格が高騰している理由は複数がありますが、全体的に「パニック買い」の側面がある。とくに、(国内市場向けの需要拡大を見越して)中国企業がスポット的にリチウムを買っている。

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デジタル特集「電池 世界争奪戦」では以下の記事を配信しています。

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電池部材「中国が席捲」でも日本は動じない

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