謝罪を一度きりにしない人が信頼を勝ち取れる訳

お礼も同じでその人の「心の余裕」を表す

筆者が謝罪について考えるきっかけとなった、仕事ができて気配り上手な同期のとあるエピソードとは?(写真:itakayuki/iStock)
『「また会いたい」と思われる人の38のルール』をはじめ、ベストセラーを多数発表してきたイメージコンサルタントの吉原珠央さん。『人とモノを自由に選べるようになる本』は、そんな吉原さんが「人とモノを自由に選べる人生」という目標を達成すべく、コツコツと実践してきた32のルールを初めて公開した一冊です。一日ひとつ、ルールを実践していけば、わずか一か月で「納得できる人生」へと変わる。そんな本書から、一部を抜粋してご紹介します。

デキる同僚から学んだ謝罪のコツ

航空会社で働いていた新人時代には数えきれないほどの失敗の経験がありました。

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です

たとえば、フライト中に、一度に大勢のお客様から頼まれごとを言われて焦ってしまい、リクエストされたことに対応しきれず、着陸後にお客様から「コーヒーをお願いしていたのに」と言われたことがありました。

また、お客様に聞かれたときのために理解しておくべき、当時のマイレージキャンペーンについての質問に答えられず、「仕事が甘い」と先輩から注意されたこともあります。このような恥ずかしい失敗談はつきません。

当初は、注意をされたら、そのつど反省し、その場で一度謝罪をして終わり、というふうにしていました。

しかし、あることがきっかけで、それまでの謝罪の習慣が変わりました

そのきっかけとは、仕事ができて、気配り上手な同期の、あるエピソードでした。彼女は、仕事に対する集中力が高いうえ、与えられた仕事以外にも、自らやるべきことを発見し、実行するタイプでした。

仕事を楽しみ、お客様のみならず同僚の私たちに対しても、丁寧で明るく接することができる魅力的な女性。まさに、「仕事ができる人」と誰もが認める彼女が、あるとき仕事でミスをしてしまったのです。

彼女は、フライト後の乗務員全員で行うミーティングで、そのミスについて報告をするだけでなく、自分の弱点を分析し、それを改善するためのプランまで話したのです

次ページさらには…
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • 逆境からの人々
  • 西村直人の乗り物見聞録
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
トレンドライブラリーAD
人気の動画
スバリスト、トヨタ購入者とまったく異なる嗜好
スバリスト、トヨタ購入者とまったく異なる嗜好
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
AOKI、コロナ禍で売れた「パジャマスーツ」で描く復活戦略の要諦
AOKI、コロナ禍で売れた「パジャマスーツ」で描く復活戦略の要諦
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
持たざる国・日本に大激震<br>エネルギー危機が来る

脱炭素の移行期に化石燃料の争奪戦が勃発。天然ガスの価格は歴史的な急騰を記録しました。余波はサプライチェーンの混乱から世界経済の後退懸念、原発待望論まで広がります。資源小国の日本が生き残る道はあるのでしょうか。

東洋経済education×ICT