「漫画アプリ」出版社とネット企業の決定的な違い

右肩上がりの市場で各社の思惑が交錯している

今、漫画市場がアツい――。
出版科学研究所の調査によれば、コミックの販売額は1995年の5864億円をピークに下降の一途をたどってきた。だが、2020年は『鬼滅の刃』の驚異的大ヒットもあり、6126億円まで回復するなど、1978年の統計開始以来最大の規模となった。
単行本やコミック誌が伸び悩む中、市場を牽引するのが電子コミックだ。その中で、ひときわ存在感を増しているのが「漫画アプリ」である。
会員サイト「東洋経済プラス」の連載「漫画アプリ 戦国時代」では、急成長を遂げた漫画アプリ「ピッコマ」を運営するカカオピッコマの金在龍社長へのインタビューをまじえ、漫画アプリの覇権争いの最前線に迫った。
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漫画アプリで競争か共存か?
しのぎを削る出版社とIT企業

漫画アプリ「ピッコマ」を運営するカカオピッコマは今年6月、600億円もの資金調達を行い、企業価値は8000億円超と評価された(撮影:尾形文繁)

右肩上がりの成長が続く漫画アプリ。講談社や集英社、小学館など大手出版社のみならず、LINEマンガやカカオピッコマといったIT企業を交え、競争は激化の一途をたどる。

自らもアプリ運営を行う出版社だが、いずれは漫画アプリとの関係性の中でコンテンツ供給者という立場になる可能性も否定できない。市場拡大と共に、各社の思惑が激しく交錯している。

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漫画アプリの王者は、
「漫画が好きな人」を狙わない

カカオピッコマの金在龍社長「進化していくうえで重要なのは、ユーザーにとってベストなやり方は何かを考えることだ」と語る(編集部撮影)

後発組ながら並みいるライバルとの競争を勝ち抜き、トップに躍り出た漫画アプリがある。カカオピッコマが運営する「ピッコマ」だ。

2021年6月には600億円もの資金調達を行い、企業価値は8000億円超と評価された。カカオピッコマの金在龍社長は「『漫画が好きな人』をターゲットにしていない」と語る。その真意とは?

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“国際化”する韓国発の「縦読み漫画」
「横読み」の日本勢は追随できるのか

スマートフォン最適された漫画「ウェブトゥーン」(提供:ソラジマ)

韓国発のドラマとしてネットフリックスで大きな話題となった『梨泰院クラス』。この作品の配信元になったのは、「ウェブトゥーン」と呼ばれる漫画であることをご存じだろうか。

ウェブトゥーンとはスマートフォンに特化した縦スクロールで読めるフルカラーのデジタルコミックのこと。実は今、このウェブトゥーンが大きな注目を集めている。

日本では圧倒的に横読み漫画が市民権を得ているものの、海外ではウェブトゥーンがスタンダードになりつつある。今、ウェブトゥーン制作に乗り出さなければ、超人気作品以外は海外展開が困難になる可能性もある。

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