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日本発の製品・サービスを世界に届ける

立命館大学

内外の事業者と連携しながら
新たなサービスを開発していきたい

小路 健祐 さん
(2002年 経済学部卒業)
ヤマトロジスティクス株式会社 グローバル事業推進室マネージャー

新興国では、往時のわが国を超えるスピードで生活者の利便性を高めるサービスが拡大している。そうしたサービスを維持するためのサービスやロジスティクスもまた、相応の充実も求められるが、追いつかないケースが多いことも事実だ。

小路健祐さんも、そうした事態に直面していた。舞台は中国だ。国内に生産拠点を持つ精密機械メーカーが、保守・修繕部品を全国に届ける際、破損率の高さに頭を痛めていたのである。

確かに中国は広い。片道2000~3000kmにも及ぶ輸送ネットワークの構築自体も難事業だと想像できるが、特に地方では輸送品質が問題になりがちだという。小路さんは、荷物の流れを追いかけてその状況を自らの目で確かめたが、「信じられないことが起きていますよ。ある配送センターでは、荷物が宙を舞っていましたからね。上手にキャッチはしてるんだけど…」と苦笑する。従来、メーカー側は、頑丈な木箱に多くの緩衝材を使うなどの自衛策をとっていたが、それでも機器は壊れるし、輸送コストも跳ね上がる。これを何とかしたいというのが、悲願だったのである。

小路さんには勝算があった。入社してから数年後、熊本県で生花販売業者の母の日の花のギフトを扱った経験があったからだ。その時期だけで数千個ほどの生花が出荷されるが、1%弱が何らかの形で破損していた。「数字で見ると悪くない成績ですが、大切なギフトが壊れているのは、お客様にとってたいへん残念なこと」と、対策を練ったのだ。決め手は「積み替えを減らすこと」。荷受けに専用トラックを出すなどして、その年の破損はわずか2個にまで減った。「初めての成功体験です」と、小路さんははにかむ。

中国でもこの経験を生かしながら、取り組みを始めた。現在、破損は従来の5分の1程度にまで減っている。「現場の事情をきめ細かく確認して、品質管理を徹底していく。時間はかかりますが、少しずつ効果を挙げています」。

宅急便のノウハウに大きな可能性

ヤマトグループの強みは、なんといっても宅急便だろう。生活者向けサービスのイメージが強いが、そのノウハウは、多品種少量時代にあってビジネスユースにも多大な可能性を秘めている。「宅急便の海外展開もアジアを中心に進みつつあります。一般的なビジネス・ロジスティクスに比べ労働集約的な面がありますが、その分、細やかなニーズにお応えできるはずです。他に得意分野を持つ内外の事業者と連携しながら、ビジネスニーズに応じた新たなサービスを開発・提供していきたいですね」と、小路さんは語る。「会社としてのサービスメニューを充実させるとともに、自分自身の引き出しも増やしていきたいと考えています」

TOPICS
「立命館西園寺塾」
~「経営とは何か」を旭化成相談役 蛭田氏に学ぶ
「21世紀の経営哲学~リーダーとの闘論」シリーズ2回目では、旭化成常任相談役の蛭田史郎氏が登壇した。地球規模でもはや“成長の限界”が見えている中、供給律速に対応しつつも需要律速の段階に切り替え、究極的には完全な資源消費“0”社会の実現に貢献することが産業人のミッションと説いた。その上で自然と調和し共生するアジアとの思想を大切にすることが日本の産業の優位性であり可能性であるとまとめられた。

詳細は下記HPに随時更新中。
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vol.2 しなやかに見定める次のステージ
楽天 アソシエイトソフトウェアエンジニア 兪欣婷
パナソニック ビューティ・リビング事業部 植田奈緒
vol.3 夢を追い 世界に飛び出すひたむきさ
● フォトグラファー 東 真子
● 立命館大学 スポーツ健康科学部助手 岡松秀房
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シンプレクス株式会社 リテールソリューショングループ
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vol.6 世界に出て知る日本の魅力をあらためて発信
● JICA関西 業務第二課 調査役 山本 美奈子
● カオスパイロット(デンマーク)3回生 大本 綾

 

※本アーカイブは
2013年6月~2014年1月の連載

vol.2 旧来の枠を超えて革新の現場をつくる
● 京料理 「木乃婦」三代目 髙橋拓児
● A・P・モラー・マースクAS 人事部部長 村上聡子
vol.3 たゆまぬチャレンジで最前線を切り開く
● ファーストリテイリング 人事部部長 田辺 信裕
● 宇宙航空研究開発機構 開発員 岡本 千晴
vol.4 学生時代からの思いに真っすぐ、夢をカタチに
● ミズノ グローバルゴルフプロダクト部 深澤 茜
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vol.5 グローバル競争と協調の現場から
宇宙飛行士・立命館大学スポーツ健康科学部客員教授
山崎 直子
本田技術研究所 四輪R&Dセンター研究員 古川 隆一
vol.6 次世代へのメッセージ 異文化理解がグローバル化の原点
● 華道家元池坊 次期家元 池坊 由紀
● 三菱商事 自動車事業本部 課長 小竹 洋介
vol.7 次世代へのメッセージ 新たな気づきが世界を広げる
映画監督・立命館大学産業社会学部客員教授 是枝 裕和
● あずさ監査法人 公認会計士 上村 紘之