ビットコインだけじゃない「暗号資産」の再燃

NFT、ステーブルコインと周辺の取引が拡大

数年前の仮想通貨バブル崩壊で下火になっていた暗号資産が、にわかに息を吹き返している。ビットコインは11月に700万円を超し、史上最高値を記録した。
再びマネーがなだれ込む背景には何があるのか。ビットコインに加え、注目が高まるNFT、ステーブルコインなどにもスポットを当て、暗号資産の最前線に迫った。
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「ビットコイン」史上最高値
700万円超えの真贋

まさに急騰だ。暗号資産の代表各であるビットコインの価格は11月11日、777万円をつけ史上最高値を更新した。

「日本円を持っていてもしかたがない。各国がマネーを大量に刷って法定通貨の価値は薄まっている。法定通貨で長年貯金しておくことなど愚かなこと」。ビットコインを大量保有する30代男性はそう言い切る。

こうした動きは個人だけではない。東証1部上場企業が「通貨」としてビットコインを買い入れるケースも出てきた。なぜここにきて注目度がたかまっているのか。

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落札額75億円!
アート界を揺るがした「NFT」

「オンラインのお客さまはいかがでしょう。会場のお客さまはよろしいですか。そろそろハンマーを打ちます。730万円、730万円で620番。それではこちらで落札します」

SBIアートオークションが開いた「NFTデジタルアート」のオークション(記者撮影)

10月30日土曜日の昼下がり。都内の会場にはオークショニア(競売人)の声が鳴り響いていた。オークションを開いたのは総合金融業を展開するSBIグループ傘下のSBIアートオークション。この日は8点の「NFTアートが」が競売にかけられた。

NFT(Non Fungible Token)とは、平たくいうと電子証明書のこと。NFTとアート作品をセットにしたNFTアートは、2021年に入り高額の値がついたことで一躍脚光を浴びた。

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金融当局が警戒する
「ステーブルコイン」の膨張

ビットコインなど暗号資産の価格はどこまで上がるのか。その先行きを左右するのは金融当局の規制動向だろう。

各国の為替政策の監視などを行う国際通貨基金は、「国際金融安定性報告書」を半年に1度まとめている。2021年10月版では暗号資産に1章を割いた。

報告書は、革新的な金融サービスなどをもたらすと暗号資産を評価する一方で複数のリスクを指摘した。その1つが「安定した(ステーブル)」という言葉を冠する「ステーブルコイン」をめぐるものだ。

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