元DeNA社長が「ベンチャー移籍」決めた端的な理由

24歳タイミー社長のオファー受けた48歳の覚悟

守安氏がほぼ毎日出社するというタイミーのオフィス。勤務地は渋谷から池袋に(撮影:今井康一)
日本のベンチャー業界にとっては、エポックメイキングな出来事だ。
単発アルバイトのマッチングサービスを展開するタイミーは10月、ディー・エヌ・エー(DeNA)の守安功前社長兼CEOを取締役COO(最高事業責任者)として招聘することを発表した。
タイミーの小川嶺代表は2017年、20歳で同社を起業。現在は130人の従業員を抱える。ベテランの守安氏が経営に加わった背景について、本人を直撃した。

「ど真ん中」でサービス改善

――2021年4月にDeNAを退職されました。次のキャリアとしてスタートアップを選んだ理由は?

DeNA創業当時からの盟友・渡辺雅之の紹介がきっかけ。彼は8月にタイミーの社外取締役に就任したが、その前に「面白い会社を手伝うことになった。一度、話を聞いてみてほしい」と言われて、この3月に小川さんと2人で食事をすることになった。

小川さんには当日、その日のうちに「常勤で働いてほしい」とオファーをいただいた。普通なら初対面の人に対し、もう少し様子を伺うものだろうが、小川さんはピンポイントでズバッと。アグレッシブで面白いなと思いました。

――24歳のCEOと一緒に働くことになりましたが。

私が48歳なのでダブルスコア。自分の子ども世代だけど、僕が幼いのか小川さんが大人なのか、ぜんぜん違和感なく話ができるし仕事もできる。今回のオファーは、24歳だからこそできた決断かもしれない。例えば34歳とかだったらいろんなものを見ているから、いろんな意味で考えてしまうんじゃないか。

――小川代表はDeNAの南場智子会長とも交流がありますが、今回の人事に関係していますか?

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