ソフトバンク「巨大ファンド」が日本上陸の必然

海外ベンチャー投資一辺倒から日本企業も投資

ソフトバンクグループの「巨大ファンド」は今まで、海外のベンチャー企業にばかり投資を行ってきた。が、10月29日に日本における「第1号案件」が明らかになった。日本のベンチャー企業にも投資を始めた理由は何か。その背景に迫った。
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孫社長が投資を託した「キーマン」を直撃

アジア地域の投資責任者である松井健太郎氏(写真:ソフトバンクグループ)

ソフトバンクグループが抱える巨艦「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」は、海外のあらゆるベンチャー企業に投資を行ってきた。

だが、ここに来て日本企業の投資先探しを本格化している。今回、東洋経済ではソフトバンク・ビジョン・ファンドでアジア地域の投資責任者である松井健太郎氏を直撃。

松井氏は、孫正義社長から「日本も見ろと言われた」と話し、日本向けの投資チームを立ち上げたことを明らかにしたうえで、その狙いを詳細に語った。

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巨大ファンドがほれた「製薬企業」の実力

アキュリスファーマの経営メンバーは国際色豊か(画像:アキュリスファーマのサイトより)

巨大ファンドの“上陸”に日本の起業家たちは期待を高めているはずだ。

ついに、「第1号案件」が決まった。ソフトバンク・ビジョン・ファンドは日本のベンチャー企業に初めて投資を決めた。

投資先であるバイオベンチャーのアキュリスファーマ(神奈川県藤沢市)とは、いったいどんな会社なのか。

>>記事はこちら

孫社長が目をつけた「ベンチャー企業90社」

ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先の一部。アメリカのベンチャー企業が多い

これまでソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)は世界のどんなベンチャーに投資してきたのか。

東洋経済では、2021年6月末時点で「投資完了済み案件」として公表している2号ファンドの投資先を調査。本社を置く国名や事業概要を加えた一覧表を作成した。

SVFでアジア地域の投資責任者を務める松井健太郎氏は、「(ファンドの出資先には)ソフトバンク、ヤフー、韓国NAVERなど、ファミリー企業との協業機会を提供できる」と話す。この利点を生かし、いずれ日本に進出してくる企業が出てくるかもしれない。

>>投資先約90社のリストはこちら

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