スバル、EVシフトで問われる「独自性」と「差別化」

水平対向がなくなっても「らしさ」は残せるのか

水平対向エンジンなどに代表される、個性的な車造りでユーザーを広げてきたスバル。だが、世界的な環境規制でEV(電気自動車)シフトの流れが強まり、その強みが失われる可能性が出てきた。
スバルは2022年半ばまでに初の量産EV「ソルテラ」を発売するが、この車は資本提携先であるトヨタとの共同開発だ。その中で、これまでのようにスバルユーザーが満足できる独自性の高いEVを打ち出すことができるか。
会員サイト「東洋経済プラス」の連載「スバルの正念場」では、技術開発部門のトップに立つ藤貫哲郎CTO(最高技術責任者)へのインタビューを交え、電動化時代における「スバルらしさ」に迫った。
以下の3つの記事を無料の東洋経済ID登録でお読みいただけます。

EV「ソルテラ」が背負う重大使命

ソルテラの全貌はまだ公開されておらず、上写真は一部公開されているリアの車名ロゴ(写真:SUBARU)

「ソルテラの販売は苦戦するかもしれない」。首都圏のあるスバル販売店を訪れた際、店長はこんな不安を口にした。トヨタとの共同開発であるがゆえに、独自性を打ち出すことができないと懸念する販売現場の声だ。

一方、スバルの技術陣は「共同開発でも違いは出せる」と強調する。電動化の波が押し寄せる中、初の量産EVとして世に出てくるソルテラは、スバルの今後を占う試金石となる。

>>記事はこちら

スバルの最高技術責任者を直撃!

「EVの普及のカギは、『EVを感じさせない』こだが大事だ」と語る藤貫CTO(写真:SUBARU)

「もし水平対向エンジンがなくなったとしても、スバルという企業価値を認めていただき、『車買うならスバルだよね』と思っていただけるかが重要だ」

「他社と同じ土俵には立ちたくない。『こうきたか』って思わせるのがスバル。全方位ではなく、一点集中でしたたかに生きていく」

電動化時代にこれまでのような“スバルらしさ”は残せるのか。スバルの技術開発部門のトップに立つ藤貫哲郎CTO(最高技術責任者)の本音に迫った。

>>記事はこちら

スバリスト、トヨタ購入者との決定的な違い

スバルの独自性の象徴である水平対向エンジン(写真:SUBARU)

「スバリスト」と呼ばれる熱狂的なファンに支えられているスバル。近年は、運転支援システム「アイサイト」の認知が広がり、ファンの裾野が増えている印象もあるが、今のスバルユーザーにはどのような特徴があるのか。

市場調査会社のインテージのデータを基に、トヨタや日産、ホンダの購入者とスバルユーザーとの違いをあぶり出していく。

>>記事はこちら

関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事
  • 近代日本を創造したリアリスト 大久保利通の正体
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 赤木智弘のゲーム一刀両断
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
トレンドライブラリーAD
人気の動画
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
築40年超「老朽マンション」丸ごと建て替えの大問題
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
「料理が突然、上手になる」たった1つの簡単秘訣
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
AOKI、コロナ禍で売れた「パジャマスーツ」で描く復活戦略の要諦
AOKI、コロナ禍で売れた「パジャマスーツ」で描く復活戦略の要諦
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
持たざる国・日本に大激震<br>エネルギー危機が来る

脱炭素の移行期に化石燃料の争奪戦が勃発。天然ガスの価格は歴史的な急騰を記録しました。余波はサプライチェーンの混乱から世界経済の後退懸念、原発待望論まで広がります。資源小国の日本が生き残る道はあるのでしょうか。

東洋経済education×ICT