大不況の旅行業界で再び勝負「連続起業家」の決意

創業3カ月で異例の22億円調達、篠塚孝哉の挑戦

旅行業界で二度目の起業に挑む篠塚孝哉氏。「大手に余裕がない今こそが参入のチャンス」と話す(写真:令和トラベル)

コロナ禍に沈む旅行業界。資産売却や優先株の発行による資金確保を余儀なくされている大手が少なくない今、あえてこの領域に飛び込んだベンチャーがある。2021年4月に創業した令和トラベルだ。

海外旅行を「アマゾンで水を買うくらい簡単に」

『週刊東洋経済』8月30日発売号の特集は「すごいベンチャー100」です。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら

創業からわずか3カ月の2021年6月、同社はジャフコグループ、ANRI、グローバル・ブレインなどのベンチャーキャピタルや個人投資家を引き受け先とした第三者割当増資で、22.5億円を調達したと発表。本格的なサービス開始前の大型調達となったことで、業界内外を驚かせた。

なぜ今、これだけ厳しい旅行業界に――。令和トラベルの篠塚孝哉社長が創業に向けた準備を進めていたころ、付き合いのある経営者や投資家からは疑問と心配の声が多数寄せられた。だが篠塚氏はむしろ、「大手に余裕がない今こそが参入のチャンス」と見る。

2021年夏にも提供開始を予定するのが、海外旅行予約のアプリだ。航空券とホテルの両方を扱う、ツアー予約のサービスを想定している。航空会社や旅行会社とのシステム連携などを駆使し、店頭や電話でやりとりすることなく予約や支払いを完結できるようにする。

>>記事の続きはこちら

この記事の全文は無料の東洋経済ID登録でお読みいただけます。
「東洋経済プラス」ではこれ以外にも、「すごいベンチャー」2021年最新版リストや、過去選出後に急成長した企業のリポート、注目投資家のインタビューをご覧いただけます。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • グローバルアイ
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「非財務」で生きる会社、死ぬ<br>会社 企業価値の新常識

今や株価を決める最大の要因は「非財務情報」というのが世界の常識に。優れた開示を行えば企業価値の向上につながる一方で、開示が不十分だと株を売られるリスクも。企業価値の新常識をめぐる混乱とその対処法に迫りました。

東洋経済education×ICT