楽天、物流事業で浮上した運送会社との訴訟問題

自前物流網の強化を急いだが、またも空振りに

5月末に終了した楽天エクスプレス。「終了の告知がわずか2週間前だった業者もあった」(委託先の運送会社)という(画像:楽天エクスプレスのHPから引用)

今年5月末に終了となった楽天グループの独自配送サービス「楽天エクスプレス」をめぐり、配送業務の委託を受けていた複数の運送会社が楽天に対する訴訟を検討していることがわかった。楽天エクスプレス向けに確保していた車両が稼働できなくなったため、損害賠償請求を検討している。

楽天が同サービスの終了を運送会社に説明したのは、5月上旬以降のこと。委託先は「あまりにも唐突」(首都圏の運送会社首脳)と反発の声を上げており、「損失の一部を補償してもらうために、弁護士を通じて楽天と交渉している」(物流大手SBSホールディングスの鎌田正彦社長)といった動きもある。

楽天は東洋経済の取材に対し、「契約に基づき個別に協議しており、当社が負担すべきものについては払っている。約40社ある委託先とはおおむね協議が終了しているが、協議中の委託先には引き続き誠心誠意対応していく」と回答した。

>>記事の続きはこちら

この記事の全文は無料の東洋経済ID登録でお読みいただけます。デジタル特集「EC物流狂騒曲」では以下の記事を配信しています。

アマゾン「物流のドン」退任が招く波紋

楽天とのタッグに透ける日本郵便の焦り

ヤフーの出店者が驚いたヤマトの「格安配送」

ヤマトの「サクセスストーリー」に残る懸念

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
メタバース革命が始まる<br>全解明 暗号資産&NFT

不正流出事件から4年。復活不可能に見えたビットコイン相場は米国主導で活況を取り戻しました。暗号資産を使ったNFTの購入、そしてNFT取引が広がるメタバースにもビジネスの機会が広がっています。日本は暗号資産とどう向き合うのでしょうか。

東洋経済education×ICT