「ドラゴン桜」で学ぶ東大生「記憶力爆上げ」の技術 ポイントは「大枠のイメージ」と「個別の特徴」

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現役東大生の西岡壱誠さんが記憶を定着させる方法について解説します(漫画:©︎三田紀房/コルク)
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「覚えようと思ってもなかなか頭に入らない」と悩む人は多いのではないでしょうか。「記憶力は先天的な能力ではなく、後天的なテクニックで高めることができる」と話すのが、漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、TBS系ドラマ「日曜劇場『ドラゴン桜』」の脚本監修も行った現役東大生の西岡壱誠氏です。では、実際にどのようにすればいいのか。『7日間で突然!頭が良くなる超勉強法』の制作にも協力した西岡氏が、そのテクニックを解説します。

「頭のよさ」について考え、たどり着いた答えとは?

「人間が、頭をよくするためにはどうすればいいのか?」

このことについて、僕はずっと考えてきました。偏差値35だったときも、東大生になって本当に頭のいい人たちと付き合うようになってからも、『ドラゴン桜』の編集をお手伝いするようになってからも、そして『7日間で突然!頭が良くなる超勉強法』をお手伝いするタイミングでも、今までずっと同じように頭を悩ませてきました。

そんな中でたどり着いたのは、僕らが思っている「頭のよさ」の大半は、先天的な能力ではなく、実は後天的なテクニックで解決できるということです。今回は「記憶力」という、一見「生まれたときから決まっていそうなもの」も意外とハックすることができるということを、漫画「ドラゴン桜」を引用しながらお話ししようと思います。

突然ですが、みなさんは人間の記憶のプロセスをご存じでしょうか。『ドラゴン桜』の中では、理科の先生が「20個の単語を覚えられますか」と語るシーンがあります。

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