朝から集中するには「手を動かす」仕事がいい理由 「ラクしたい」人間の本能と上手に付き合うには

拡大
縮小
(写真:YAMATO / PIXTA)  
気が乗らない。めんどくさい。できれば、さぼりたい……どんな人にも、ついついダラダラしてしまう日があるもの。できるだけ「ラクをしたい」のが人間の本能。とくに、リモートワークのように1人で仕事をする環境では、ダラけてしまうのも無理はないことです。
新刊『ダラダラせずに、やるべきことに集中する技術』では、「やるべきこと」に集中し、会社でも在宅でも生産性を上げるコツを紹介します。
本稿では、同書から一部を抜粋しお届けします。

定時前「15分間」のゆとりを作る

パソコンに向かったものの、なかなかエンジンがかからない。気づけば、もう10時をまわっている。自分はいったい何をしていたんだろう……。 朝からバリバリ仕事ができる人と、寝ぼけ眼で漫然と仕事に取り組む人とでは、1日の生産性に大きな差が生まれてしまうのも当然の話です。

朝イチから脳が冴えて、集中して仕事に取り組めるようにするためにはコツがあります。 会社勤務をする場合は、「定時の15分前に出社する」。 在宅勤務をする場合は、「定時の15分前にデスクに向かう」。 つまり、「15分のゆとり時間」をつくるようにするのです。 たった15分のゆとり時間をつくることによって、2つのメリットが生まれます。

次ページ2つのメリットとは?
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT