アマゾンジャパン「物流のドン」退任が招く波紋

物流の自前化を進め「脱ヤマト依存」が加速

アマゾンジャパンで物流部門を統括するジェフ・ハヤシダ氏。1960年東京生まれで、アメリカ国籍を持つ。ポートランド州立大学卒業。写真は2019年(撮影:山内信也)

2000年11月に日本へ上陸し、2020年度の売り上げが約2.2兆円まで拡大したアマゾンジャパン。事業拡大に不可欠な物流部門を長年率いてきたジェフ・ハヤシダ氏が、2021年7月末でその職務から離れることが東洋経済の取材でわかった。

ハヤシダ氏は2005年にアマゾンジャパンの物流部門のディレクターとして入社。2011年に同社の社長に就任し、翌年から物流部門を統括してきた。関係者によると、物流部門のナンバー2としてハヤシダ氏を支えてきた鹿妻明弘氏はすでに退職しているという。

アマゾンジャパン広報は、鹿妻氏の退職やハヤシダ氏の退任及び後任の人事について「現時点でお答えできることはない」としている。

世界展開するアマゾンの中で日本市場は4番目に大きい。年間で推定5億個の荷物を取り扱い、国内のEC市場では圧倒的な存在だ。急成長に合わせて物流システムの構築を指揮してきたハヤシダ氏の退任は、業界関係者に驚きを持って受け止められている。

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