EC物流狂騒曲、ヤマトの猛烈な攻勢が呼ぶ波紋

自信を深める宅配の王者が勢いづいている

拡大が続くネット通販市場。ここから生まれる膨大な宅配需要を取り込もうと物流業者がしのぎを削っている。中でも勢いづくのが王者ヤマトだ。会員サイト『東洋経済プラス』のデジタル特集「EC物流狂騒曲」でその最前線を追った。

ヤフーの出店者が驚いたヤマトの“格安配送”

撮影:梅谷秀司、尾形文繁

宅配便首位のヤマト運輸と大手EC(ネット通販)事業者のヤフーが発表した物流サービスが業界に波紋を呼んでいる。

首都圏の運送企業の経営者は「配送料の数字を見たときは衝撃を受けた。あのヤマトがここまで安くするのか」と苦々しい表情でそう口にした。>>記事はこちら

ヤマトの「サクセスストーリー」に残る懸念

撮影:大澤誠

「構造改革が奏功したサクセスストーリー」自信を深めるヤマトホールディングスは、現状をそう言ってはばからない。

2021年3月期は売上高、営業利益ともに過去最高を更新。荷物数が急増する中でも人件費や外注費を抑制できたことから営業利益は前期から2倍になった。今期もECの需要拡大が続き、増収増益を見込んでいる。>>記事はこちら

“ヤマトと心中”ヤフーのEC責任者が激白

ヤフーの畑中基・ショッピング統括本部長(撮影:今井康一)

2021年3月にはヤマトと共同で提供している物流一括受託サービスをリニューアルし、全国一律の格安配送を打ち出したヤフー。

ヤマトとの連携強化の狙いは何か。ヤフーでEC事業を統括する畑中基・コマースカンパニー執行役員ショッピング統括本部長を直撃した。>>記事はこちら

楽天とのタッグに透ける日本郵便の焦り

2021年3月に行った楽天と日本郵政の提携会見(写真:楽天)

楽天は自前の配送サービスである「Rakuten EXPRESS」の終了を決めた。今後、楽天が物流のパートナーとして関係を強化するのが日本郵便だ。7月には日本郵便との合弁でJP楽天ロジスティクスを設立する。

2021年3月に行った提携会見で日本郵政の増田寛也社長は「物流事業の業務効率化だけでなく、荷物を積極的に増やしたい」と語っていた。>>記事はこちら

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