Yahoo!ニュース、国民的ポータルが抱える「憂鬱」

記事削除トラブルだけでない、媒体社の不信感

「Yahoo!ニュース」の中立性、公共性などをめぐり沸騰する議論を追った(撮影:尾形文繁)
『東洋経済プラス』では、国内最大級のニュースメディア「Yahoo!ニュース」をテーマに無料記事の特集を展開しています。山本一郎氏の「記事削除」トラブルに、提携先メディアから上がる数々の不満……。その背景にあるメディアプラットフォームを取り巻く環境変化などについて、関係者のインタビューなどを交え分析しました(以下の記事が無料でお読みいただけます)。

①ヤフーの「中立性」に不信
サービスが直面する環境変化

投資家、作家としてヤフーの運営する「Yahoo!ニュース個人」において記事を執筆・配信してきた山本一郎氏。この全記事をヤフー側が削除したことで、両者間のトラブルが勃発した。

そんなヤフーニュースが今、大きな転換点を迎えている。山本氏とのトラブルやメディア関係者から浮上する不信感の背景にも、ヤフーニュース自体やそれを取り巻く環境の変化があるとみられる。

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②インタビュー/山本一郎
「あらゆる基準が不明確」

2020年2月にオーサー契約を終了した山本氏の過去記事を、ヤフー側が今年3月、「システム刷新」を理由に削除。これに山本氏が反発している。

両者の主張は食い違ったままで、山本氏は削除という対応に「納得していない」と話す。今回の一連のやり取りやこれまでのオーサー活動を通じ、ヤフーニュースにどんな課題を感じるのか。山本氏を直撃した。

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③インタビュー/元ヤフトピ編集長
「いつしか顔が見えないサービスに」

ヤフーニュースのトピックス編集部やヤフー傘下のニュースサイト「THE PAGE」などで編集長を務め、1998年から約20年間、同グループに在籍した奥村倫弘氏。現在はメディア運営者の立場から離れ、東京都市大学教授としてインターネットメディアの可能性と諸問題を研究する。

組織の内側、外側から長きにわたりヤフーニュースを見つめてきた同氏は、その変遷と今後に何を思うのか。

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④インタビュー/ヤフー側責任者
「三方よしのサービスを作る」

報道機関等への影響力は極めて大きく、各社の事業成長を後押しする。反面、PV当たり単価の決め方やヤフーオリジナル記事の制作・配信などをめぐっては、「ヤフー側の基準や考え方がわからない」と、メディア関係者の中で不信感もくすぶる――。

スマートニュースなどのライバルも力をつける中、ヤフーニュースは今後どのような成長を目指すのか。また、媒体社側の不安に対しどう考えているのか。ヤフーニュースのコンテンツ分野、官公庁渉外などの政策企画分野の両担当者に話を聞いた。

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