ダチョウの「ホンマにアホ」やけど愛すべき生態

自分の家族も数もわからず行動が意味不明

いま注目のダチョウ。愛すべき驚きの生態とは?(写真:さふぁ/PIXTA)
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新型コロナなど感染症予防に力を発揮する、いま注目の「ダチョウ抗体マスク」。

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です

その開発者で京都府立大学学長、獣医学の博士でもある塚本康浩氏の新刊『ダチョウはアホだが役に立つ』が話題だ。

ここでは本書から一部を紹介する。はたしてダチョウはどんなふうに「アホ」なのか?

ダチョウはアホだ

ダチョウという鳥は、ホンマにアホです。どれくらいアホかというと、自分の家族もわからんのです。

生息地であるアフリカのサバンナや砂漠では、ダチョウは10羽くらいの小さな群れを作って暮らしています。

オスはけっこうまめで、繁殖期になると砂地に月のクレーターみたいな巣を作り、卵がかえったらオスとメスが一緒になってヒナを育てます。そこだけ見るとけっこう家族思いです。

ところがちょっとしたきっかけで、家族はお互いのことがわからんようになってしまいます

例えばA家のオスが、メスと子どもたちを引き連れて歩いているとします。そこに違う家族の一団、B家がやってくると、場合によってはオス同士がケンカを始め、大騒動になります。

あるいは音に対してけっこう神経質なところはあるので、たまたま大きな音が鳴ったりしただけでもパニックになり、両家入り乱れて大騒ぎ

騒動がおさまり、「やれやれ」と群れに戻るとき、どういうわけかA家とB家はごちゃまぜになり、違う組み合わせになっていたりします

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