写真下手に知ってほしい「映える撮り方」超基本 SNSで「いいね!」が集まりやすくする技法

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重要なのは「構図」と「アングル」です(写真:elwynn/PIXTA)
SNSでの発信が企業や商品のイメージを決定づけることもある今、「写真」の重要性は増しています。「いいね!」を集めやすい「映える写真」を撮るにはどうすればよいのでしょうか。実は、それほど難しく考える必要はありません。押さえておくべきなのは基本的な技法です。戦略デザインコンサルタントでアートディレクターのウジトモコ氏の新著「これならわかる!人を動かすデザイン22の法則」を基に、今回は知っておきたい「構図」と「アングル」の原則をお届けします。
第1回:実例で学ぶ「売り上げを伸ばす」デザインの凄技
第2回:「伝わらない資料」が大改善するたった2つの技

「構図」を意識して撮影する

Twitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)といったSNSは、個人に限らず、企業にも積極的な参入が求められています。

やるリスクよりも、やらないリスクが叫ばれるものの、いざ始めた場合、最初にぶつかる壁のひとつは「写真の投稿」です。スマートフォンに対応したカメラの技法を身につけ、壁を乗り越えましょう。

ここでは「映え」を作る「構図」と「アングル」を紹介します。

写真を撮るときに「構図」を意識しない人は、画角の中の被写体(風景や料理など)を「漫然と」撮影してしまっています。一方、構図を意識する人は、被写体に「焦点」を合わせて撮ることを心がけています。

この焦点を合わせて写真を撮るということを、「フォーカスロック」などと言いますが、では、どこに何を置いてどのように「焦点」を合わせて撮影していけば、よい写真になるのでしょうか。

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