北極海で攻撃される民間船を巡る"危ない判断" 漫画「空母いぶきGREAT GAME」(第2話)

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「しらぬい」の決断は正しいのか?

『沈黙の艦隊』などの名作で知られるかわぐちかいじのベストセラーコミック『空母いぶき』。そこで描かれた、中国との尖閣諸島を巡る局地戦から5年後――

『空母いぶきGREAT GAME』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

舞台は北極海。調査研究のために派遣された護衛艦「しらぬい」は、何者かに魚雷攻撃を受けた民間調査船「ディオサ号」からのSOSを受信する。

「しらぬい」艦長の蕪木(かぶらぎ)は、咄嗟に武器を使用して民間船を危機から守ったが、正体不明の敵からの攻撃は、「しらぬい」をも対象としてさらにエスカレート。全世界が注視する中、「しらぬい」は民間船を曳航し、安全圏まで送り届けようとする。

新航路のルートとしてロシア、アメリカ、そして日本の思惑が複雑に交錯する北極海で、新たな激戦が始まろうとしていた――。

いったい日本が取るべき道とは?『空母いぶきGREAT GAME』(小学館)より抜粋してご紹介します。

この記事の漫画を読む(29ページ)
かわぐち かいじ
漫画家

広島県出身。1948年生まれ。1968年『夜が明けたら』でデビュー。『沈黙の艦隊』『太陽の黙示録』『ジパング』『空母いぶき』など、様々な漫画賞の受賞作・代表作が多数ある。

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八木 勝大
やぎ かつまさ / フリー編集者

元出版社勤務。2019年退社して独立、現在フリー編集者/原作者。本作では編集を担当。

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潮 匡人
うしお まさと / 評論家/ 軍事ジャーナリスト

主に日本の防衛に関する著書多数。本作では軍事情報の監修を担当。

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惠谷 治
えや おさむ / 軍事ジャーナリスト

故人。かわぐちかいじ氏とは同郷で幼稚園時代からの同級生。数々の著作、テレビ出演で知られた。前作『空母いぶき』の設定・監修などで協力。

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