薬剤師が助言「災害時に必要な常備薬」の選び方

常備したい3種の「飲み薬」とはいったい何か

<下痢止め・便秘薬>
生活環境が乱れやすい災害時は、食あたり、水あたりによる下痢や、環境変化やストレスによる便秘といった症状がみられるというのも、よく耳にする話です。

そのため災害時には、下痢止めや便秘薬がそれぞれあると安心でしょう。筆者のおすすめは「整腸剤」。効果はおだやかですが、下痢と便秘のどちらの症状にも対応できるので便利です。

2.常備したい「塗り薬・貼り薬」

< 皮膚外用薬(塗り薬)>
災害時には虫刺されによるかぶれ、ストレスによる湿疹など、皮膚症状に対応できる「塗り薬」を常備しておくと安心です。

アトピー性皮膚炎のように特定の疾患で通院している場合には、市販薬での代用は難しいので、普段使っている薬を余裕もって常備しておくようにしましょう。

<外用鎮痛消炎薬(貼り薬)>
災害時は、足場が悪かったり同じ体勢が続いたりして、足腰に負担がかかり、痛みが出ることも考えられます。

子どもから大人まで使える、鎮痛消炎薬があると安心です。貼り薬や塗り薬もあるので、ひとつ常備してください。

「備えあれば憂いなし」といいますが、普段とは違った慣れない災害時の環境でも健康を保つためにも、災害グッズの確認と同時に、必要な常備薬を確認してみてはいかがでしょうか。

<参考> 日本チェーンドラッグストア協会 「家庭内備蓄をしましょう

(文/けん@薬局薬剤師)

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