「産後うつ」と「マタニティブルー」の明確な差

「産後うつ」は産後2~3週目に始まる心の不調

1~2割の確率で起こる代表的な産後トラブルのひとつ、「産後うつ」には適切な治療と注意が必要です(写真:プラナ/PIXTA)

産後はホルモンバランスの急激な変化によって、妊娠中とは違った心身のトラブルが起こりやすいもの。出産を終えて数週間後に始まり、長引く気分の不調は「産後うつ」の可能性もあります。突然わけもなく気分が落ち込んだり、何もやる気が起こらなくなったり、なんだか赤ちゃんに愛情を感じられなかったり。放置すると深刻な「産後うつ」について詳しく解説します。

「産後うつ」の症状

出産後しばらくして気分の不調を引き起こす「産後うつ」は、10人に1~2人の割合で起こるとされています(※1)。

当記事は、『CHANTO』の提供記事です。

産後は自分のことが後回しになりがちで、心身の不調を感じても病院に行かないケースもあるため、実際の発症者はもっと多いとの見解もあります。

産後うつは誰にでも起こる可能性があり、代表的な産後トラブルのひとつです。「産後うつ」の症状は、出産を終えて2~3週目頃から目立ち始めます。

原因がはっきりしない漠然とした悲しみや落ち込み、ささいなことによるいら立ち、突然涙が止まらなくなる……気分の激しい変動が生じる病気です。

またそれに伴って、眠いのに寝つけなかったり、すぐに目が覚めてしまう睡眠障害、食欲不振などの身体的な症状が現れることも少なくありません。

多くは数カ月経つと徐々によくなっていきますが、重症になると「死にたい」という願望を持つようになったり、育児放棄や虐待の原因になることも。

この場合、適切な治療と注意が必要です。産後は育児に追われ、「産後うつ」の症状があっても、気づかずに過ごしている人も多くいます。また「産後は気分が落ち込みやすいから仕方ない!」とやり過ごしている人も多いでしょう。

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