5月の旅行に「静岡・電車旅」が超人気の理由

古寺、風鈴、グルメ…SNS映えスポットも

暖かくなると、ちょっと遠出がしたくなる。そんなときは首都圏から近い静岡県を目指そう。温暖な静岡県は年間の快晴日数の多さが全国1位(※)で、日照時間の長さもトップクラス(※)と、貴重な休みを満喫するのにぴったりの場所なのだ。心弾む季節をより楽しむために、おすすめの2プランをご紹介しよう。(写真はイメージです)※出典:総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2019」

メロンや茶葉だけじゃない「袋井市」の魅力

日本を代表する名峰・富士山や駿河湾といった自然はもちろん、歴史の深い寺院からフォトジェニックなスポットまでそろっている静岡県。その魅力を存分に味わえるのが「列車旅」だ。渋滞知らずだから貴重な休みを無駄なく使え、静岡県の旅初心者にも安心。電車のシートに身を委ね、休日の解放感とともに車窓を眺める心地よさは格別である。

袋井市の超高級品種、静岡クラウンメロン(写真提供:袋井市観光協会)

とくに今年は、静岡県掛川市と磐田市の間に位置する「袋井市」に注目したい。袋井市の起源は、東海道五十三次のちょうど中央に当たる27番目、袋井宿。門前町として栄えてきた宿場町だ。今も、高級品種の「静岡クラウンメロン」や風味高い茶葉、夏の「ふくろい遠州の花火大会」などで知られている。

そんな袋井市の魅力を、食や風景、歴史文化といった角度から存分に堪能できる企画が多々ある。その中でも、知的好奇心にあふれたビジネスパーソンにおすすめの「名所巡り」ツアーを紹介しよう。

法多山には、「仁王門」「金銅五種鈴」など4つの国や市指定の重要文化財がある(写真提供:袋井市観光協会)

袋井市の観光名所といえば、3つの名山「遠州三山」(法多山(はったさん)、油山寺(ゆさんじ)、可睡斎(かすいさい))だ。四季折々の景色の美しさとともに、長年多くの人に愛され続ける寺院である。

法多山と油山寺は、ともに行基上人が開山したといわれ、1300年近い歴史を刻む真言宗の古刹。法多山は厄除開運のご利益があるとして、「厄除観音」と呼ばれ親しまれている。油山寺は、孝謙天皇が目の病気を患った際に訪れ、霊水で目を洗ったところ全快したという逸話から、目の霊山として知られている。可睡斎は10万坪もの広さを誇り、徳川家康により可睡斎と名付けられた故事がある由緒正しい寺院だ。

風鈴が1000個並ぶ!夏の風物詩「風鈴まつり」

そんな歴史深いこの地で、夏の風物詩となっているのが「遠州三山風鈴まつり」だ。風鈴の由来は、お寺で邪気除けのために吊り下げられた風鐸(ふうたく)だという。遠州三山では、こうした寺院文化を受け継ぎ、参拝者の願いや祈りを託した色とりどりの風鈴が飾られる。涼やかでフォトジェニックな光景はSNSでも注目を集め、昨年は約50万人が訪れたほどの人気ぶり。2020年は5月23日(土)からの開催だ。

SNS映え必至の風鈴たち。カランコロンという音も涼しげだ(写真提供:袋井市観光協会)

これに合わせて5月23日に運行されるのが、観光列車「遠州三山風鈴まつり」号(8:23名古屋発、10:31袋井着)。車内は風鈴で華やかに飾り付けられ、移動時間も楽しむことができる。またこの列車では、浴衣着用の「袋井ほっと観光特使」による観光PRや、観光フロンティアガイドによる遠州三山各寺院のガイドも行われる。

当日はこの列車に乗って、1日で遠州三山のすべてを巡るツアーが実施される。法多山では、職員によるガイドと共に参拝した後、観光列車の乗客限定で「静岡緑茶餡だんご」が振る舞われる。レア感たっぷりのグルメだ。

法多山で食べられる「氷室さまの氷甘酒」(左)、可睡斎の「精進アイス」(中央)、油山寺の「冷やし緑茶甘酒」(右)(すべて写真提供:袋井市観光協会)

可睡斎では修行僧によるガイドで、参拝と境内の見学。見どころはSNS映えも満点、約1000個の赤富士風鈴が飾られる大庭園だ。ツアー参加者は、大書院の中からその圧巻の光景を楽しめる。さらに住職の案内で油山寺を拝観。緑まぶしい境内で、冷やし緑茶甘酒をいただくのもまた一興だ。

ツアー参加者には三山で、書き置きの特別御朱印が、涼をイメージした水色の台紙で授与される。古寺の雰囲気と、思わず写真に収めたくなる風景に、寺院好きならずとも心が躍る。

三山でもらえる、特別御朱印イメージ(すべて書き置き)(写真提供:袋井市観光協会)

ガーデニング好きは、浜名湖周辺の名園巡りも

もう1つおすすめしたい観光列車は、ガーデニングや花が好きな人にぴったりの「アメイジングガーデン浜名湖」号を利用したツアーだ。JR名古屋駅とJR新所原間を走るこの列車を利用し、ガイドの解説を聞きながら遠州の名園を巡るというもの。

浜松・浜名湖地域は、国土交通省の「ガーデンツーリズム登録制度」に認定・登録されている全国指折りの花の産地。その中心地である浜名湖ガーデンパークは、春はネモフィラ、夏はひまわり、秋はコスモス、冬にはシクラメンなど四季折々の花が咲き乱れる、ガーデニング好きにはたまらないスポットだ。まさに、華やかな花たちとみずみずしい新緑に囲まれるこれからの季節にこそ、じっくり味わいたい旅である。

この春は魅力にあふれた“ふじのくに”静岡へ、心解き放つ観光列車で出かけよう。

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