病気の子どもを「動画で撮影」するのは非常識か

病状をうまく伝えられないときに有効だ

お子さんが体調を崩した時、うまく病状を説明できますか?(写真:つむぎ/PIXTA)

子どもが体調を崩したとき、うまく病状を説明できない……というママ、意外と多いようです。

当記事は、『CHANTO』の提供記事です。

例えば、夜間に子どもの体調が急に悪くなったときに「病院への電話での会話で焦ってしまう」というママ。また受診の際、「混んでいるあまり長引かせてはいけないのでは」と伝えたいことを全て伝えられずに終わって後でモヤモヤ……なんて経験があるママも。

先日公開した「子供の蕁麻疹を撮影に「非常識!」も病状説明には最適 !?」も大きな反響をいただいたことを受け、今回CHANTO WEBでは3児のママ小児科医・保田典子先生を取材。小児科医の立場で考える「ママがこう伝えてくれると効率的に診断できる」という病状の伝え方を、改めて伺いました。

子供の病状を正しく伝える方法 診察編

最短で的確な診察を受けるためのチェックリストを作る

頼れる先生のいる小児科は、いつも混み合っているイメージ。順番を待っている間に子どもの集中力も限界だし感染症の心配も…。だからこそ、一人ひとりのママが自覚を持って受診の際に伝えるべきポイントをおさえて、最短で的確な診察をしてもらいましょう!

【受診時】病状を簡潔に伝えるチェックリスト
・メインの症状
発熱(何度)、咳、喘鳴(ゼイゼイ)、嘔吐、下痢、腹痛、頭痛、発疹、ぐったりしている、など
・いつから
今の状況だけでなく、いつからの症状かも必ず伝えます。
・食事や水分摂取
大切なのは、水分が取れているかどうか。水分を欲しがるか、与えたら飲んでくれるかなどを伝えましょう。多少食欲がない程度では、そこまで深刻ではありません。
・排泄
大切なのは、おしっこが出ているかどうか。脱水の判断基準になります。伝える際は、おしっこが今朝から出ていない、ウンチが朝から10回以上出ている…など、具体的な回数があると、よりわかりやすいです。
・活発度、意識
症状だけでなく、子どもの状態についても伝えましょう。例えば、熱はあるけど遊ぶ元気がある、ずっと寝ていてぐったりしている、話かけてももうろうとして目が合わない…など。
・心配なこと
そのほか、どこが心配で電話相談をしているかを伝えてくださるとさらにいいです。なんの病気か心配、お薬が欲しい、保育園に言われた、脱水じゃないか、など…
次ページ対面の受診の場合はさらに…
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