相鉄沿線で人気沸騰、「そうにゃん」とは何者か 絵本や「お誕生会」まである名物広報は"ネコ"

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そうにゃんは相鉄の「広報担当」として、自らのオフィシャルサイトで参加するイベントの予告や活動報告をしている。サイトのプロフィール欄によると、誕生日は3月10日で、出身地が相鉄線沿線の「新種のネコ」。「好奇心旺盛で人が大好き」な性格だが「ネコなのにタヌキに間違えられるのが悩み」という。

なぜネコなのか

関東の私鉄には東急電鉄の「のるるん」や京浜急行電鉄の「けいきゅん」、京王電鉄の「けい太くん」など鉄道車両をモチーフにしたキャラクターが多い。

そうにゃんのデザインは相鉄のグループマークがモチーフ(記者撮影)

相鉄は「一方的な情報発信ではなく、お客さまと双方向のコミュニケーションをとるため」にイメージキャラクターの採用を決めたという。

では、なぜネコをグループの顔に選んだのか。

同社担当者によると「沿線に身近にいる、親近感のある動物だから」という理由のほか、「相鉄(SOTETSU)の頭文字、Sをモチーフにした相鉄のグループマークがネコの耳っぽく見える」のがきっかけのようだ。青い胴体もマークの色と同じだ。

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