台風19号首都直撃、12都県に大雨特別警報

気象庁「命を守る努力をしてほしい」

河川敷まで濁流に覆われた多摩川(12日午後4時36分、川崎市高津区の新二子橋で)=関口寛人撮影
水につかった多摩川近くの住宅地(10月12日午後9時44分、東京都世田谷区玉川で)=鍜冶明日翔撮影
水につかった多摩川近くの住宅地(10月12日午後9時38分、東京都世田谷区玉川で)=鍜冶明日翔撮影

大型で強い台風19号は12日午後7時頃、静岡県の伊豆半島に上陸し、関東地方を北上した。台風が通過した地域では記録的な大雨となり、気象庁は12日、東京や埼玉、神奈川など12都県に大雨特別警報を発表した。12都県への発表は、11府県に出された昨年7月の西日本豪雨を上回り、最多となる。東京都世田谷区で同日夜に多摩川が氾濫するなど、各地で被害が相次ぎ、首都圏を中心に1000万人以上に避難指示・勧告が出された。

気象庁によると、特別警報が出たのは12日午後9時30分現在、3都県のほか、静岡、長野、山梨、群馬、栃木、茨城、福島、新潟、宮城各県の計225市区町村。東京や神奈川など9都県への発表は初めてで、都内では板橋、練馬、豊島、北、世田谷の各区などに出された。同庁は緊急記者会見を開き「命を守る努力をしてほしい」と呼びかけた。

その後、静岡、山梨両県の特別警報は解除された。

同庁によると、台風は勢力を弱め、同日夕、「非常に強い」から「強い」に変わった。午後9時現在、川崎市付近を時速40キロで北北東へ進んだ。中心気圧は960ヘクト・パスカル、最大風速は40メートル。

午後9時までの24時間雨量は、神奈川県箱根町で942・5ミリ、静岡県伊豆市で717・5ミリなど、いずれも観測史上1位を記録。風も吹き荒れ、東京都千代田区では同9時14分に41・5メートルの最大瞬間風速を観測した。

多摩川の氾濫を受け、東京都は12日夜、自衛隊の災害派遣を要請した。

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