早すぎ?小6の「スマホ利用率」20%超という現実

親子間で「個人情報への認識」にギャップも

こういった心配事を解消すべく、対策している親も多く見られました。

「外に持っていくとき以外は、リビングの決まった場所に置くよう徹底してる」「利用制限アプリなどを活用して、子どもがどういうふうにスマホを使ってるのかチェック。適切な使い方をアドバイスしてます」「子どもが大学生になるまでは、フィルタリングサービスを利用したほうがいいよね」「追加課金がかかるのは怖いから、子どもがアプリをダウンロードするときは親も確認。他にも色々と親子間でルールを設けてる」などの意見があげられています。

「個人情報への認識」に差

スマートフォンのインターネット利用に関して、親子の間には認識の“ズレ”があるのかもしれません。一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会は今年3月、「中高生のスマホ利用傾向調査レポート」を公開。“親の心子知らず”な実情が判明しました。

“情報はどの程度公開しても良いか”という設問について、65.0%の保護者は子どもに対して“SNS経由で本名を明かしてほしくない”と考えていることが判明。一方で“SNS経由で本名を知られたくない”と思っている子どもは、わずか34.4%でした。そのほか子どもの「顔写真」「LINEアカウント」「Instagramアカウント」といった項目は、“SNS経由で誰にも明かしてほしくない”と考える親が多数。“SNS経由で誰にも知られたくない”という子どもの割合を上回っています。

また“スマートフォンを子どもに渡した時期は適切だったか”と聞いたところ、小学校低学年の頃にスマートフォンを渡した保護者の38%が「早すぎた」と回答。中学1年生の場合でも30%、2年生では41%を占めました。子どもの危機管理能力が成熟していなかったりと、スマートフォンを渡してから後悔する親は多いよう。ただ連絡や調べものに便利なことは確かなので、正しい使い方を教えていきたいですね。

(文/牧野聡子)

CHANTOの関連記事
●機能制限サービスでスマホ依存、不適切コンテンツから子供を守れ!
●キッズスマホよりキッズ携帯!?防犯対策におすすめな理由
●都がLINEで子育て相談窓口を開設!子供から「心に余裕が持てました」
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • 若者のための経済学
  • 最新の週刊東洋経済
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
  • はじまりの食卓
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
関西電力がはまり込んだ<br>「原発マネー」の底なし沼

社会を揺るがした関電首脳らの金品受領問題。本誌は関係者による内部告発文や関電の内部調査報告書などで、「持ちつ持たれつ」の関係に迫った。実態解明は第三者調査委員会に委ねられるが、原発推進への自傷行為となったのは間違いない。