「部下のやる気」を引き出す褒め方のコツ

質問が来ないからといって安心してはダメだ

質問が来ない=理解している、と思うのは危険です。相手の理解度を測りながら指導を進めるコツとは(写真:kou/PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

1人でも後輩や部下がいれば、教育はつきものです。出入りが激しい現場や異動が多い職場はもとより、自ら動いてもらえるまで関わるのは至難の業です。ただ、一生懸命にやればよいというわけにもいかず、強く指導すればパワハラと言われかねないこともあり、どう接していいのかわからないといった嘆きは、現場で本当によく聞かれます。

また、必要最小限になるべく関わらないようにすると、今度は「教えてもらえない」「放っておかれた」などの指導不行き届きのハラスメントに該当してしまう事態にもなりかねません。

質問が来ないからといって安心しない

ある程度の説明をした後に、「質問があったら何でも聞いて」と対応するのはよくあることだと思います。このこと自体に問題はないのですが、基本、質問は、「ある程度、理解していることに対して」生まれるものなので、知識が曖昧であったり理解が浅いうちは、質問さえ思い浮かばないことがほとんどです。また、具体的な不明ポイントが明確でないために質問の仕方がわからないということも多いでしょう。

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それを、質問しに来ないからといって「できているのだろう」「理解しただろう」と思うのは危険です。適宜、進捗状況を確認したり、こちらから具体的な質問を投げかけて相手の理解度を測りながら進めていくことが望まれます。細やかにアクションを起こすことが大切なのです。

単純接触効果という、関わり頻度を高めることで関係性をつくっていく心理学的効果があります。

例えば、デビューしたての新人のアイドルに対してちっともかわいくないという印象を持っていたのに、何度もCMやバラエティー、ドラマなどで目にする機会が増えてくると「かわいい」と思えるようになる(もちろん実際に垢抜けていく要素もあったりするのですが)、また商品のCMを何度も目にしているうちに最初は興味がなかったのに欲しくなるなど、「目にする機会が多い」というだけでも親近感や好感を得られやすいとされています。

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