「泥棒の通報」で1万円の報奨金!愛知県の本気度

住宅侵入窃盗の抑止目的の制度として全国初

愛知県は、「侵入盗」の被害件数が全国トップクラスに多かったことでも有名。2007年から2017年までは、11年連続で「全国ワースト件数」を記録するほどの被害率がありました。

しかし、今年発表された「2018年の侵入盗被害」では埼玉県がワースト1位に。ついに連続記録をストップしています。ちなみに「住宅」が対象の場合は、未だにワースト1位から抜け出せていません。今回の取り組みがどんな変化を引き起こすか、注目したいですね。

住宅侵入は1日86件!?

愛知県や埼玉県でなくても、侵入盗には当然注意したいもの。警視庁の運営する防犯サイト「住まいる防犯110番」によると、2018年に認知された「侵入窃盗」は6万件以上にのぼりました。そのうち、住宅への侵入窃盗はおよそ3万件。住宅対象の件数は2004年以降減少を続けているものの、「1日あたり約86件」というペースで発生していることがわかります。

「侵入窃盗」は住宅以外にも、商店や金融機関での窃盗も含む犯罪。実際どんな場所が狙われるのか、同サイトでは発生場所別の認知件数も公開していました。

2018年の侵入窃盗のうち、最も多かった発生場所が「一戸建住宅」の42.5%。「その他」を除くと、2番目に多かったのが「一般事務所」の12.7%でした。3位以下は、「3階建以下の共同住宅(11.9%)」「生活環境営業(8.7%)」「商店(6.9%)」「4階建以上の共同住宅(4.1%)」「金融機関等(0.1%)」と続いています。

ちなみに「住宅への侵入手段」を見てみると、「一戸建て」「共同住宅」ともに最も多かったのが「無締まり」という驚きの結果に。どんなに対策を講じていても、戸締りをしていなければ本末転倒ですよね……。

いついかなる時に発生するかわからない「住宅への窃盗」。鍵を閉めるなど当たり前の対策はもちろん、しっかりと防犯に気を遣っていきたいものです。

(文/内田裕子)

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