北陸新幹線の工事現場で「被害1千万円」の中身

福井と石川で62件の被害

男が盗んだとされる電線の銅線を覆う被膜など(福井県警坂井署提供)

福井県坂井市と石川県小松市の北陸新幹線の工事現場から電線が盗まれた事件で、福井県警坂井、福井、福井南、あわら、鯖江、越前署と県警機動捜査隊、捜査1課の合同捜査班は8月26日、窃盗の疑いで逮捕した石川県金沢市、無職の男(73)=窃盗罪で公判中=を追送検し、捜査を終結したと発表した。福井県29件、石川県33件の計62件、被害総額約1050万円の容疑を裏付けた。

坂井署によると、2017年3月から2019年5月までの間、福井県坂井、あわら、福井、越前市と石川県加賀、白山、小松、能美市の北陸新幹線工事現場で、照明灯や排水ポンプの電源供給用電線の窃盗を繰り返していた。

作業員のいない夜間に工事現場に侵入、フェンスにはわせてあった電線を工務用のカッターで切断して持ち去っていた。被害点数は183点に上り、男の所有地にいったん保管した後、金沢市の金属買い取り店に売却していた。

男は窃盗容疑で5月21日に逮捕、6月10日に起訴、同13日に再逮捕、同21日に起訴されていた。

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