小淵沢と川崎の「二拠点生活」きっかけは保活

田舎でのびのびした子育てを実現した家族

小淵沢駅から車で数分の場所に、安井さん家族が送るデュアルライフの拠点となる家があった(撮影/片山貴博)
これまで、豪華な別荘が持てる富裕層や、時間に余裕があるリタイヤ組が楽しむものだというイメージがあったデュアルライフ(二拠点生活)。最近は、空き家やシェアハウスなどのサービスをうまく活用することで、さまざまな世代がデュアルライフを楽しみ始めているようです。SUUMOでは二つ目の拠点で見つけた暮らしや、新しい価値観を楽しむ人たちを「デュアラー(二拠点居住者)」と名付け、その暮らしを紹介していきます。

きっかけは「保育園落ちた!」

新宿駅から特急あずさで約2時間、小淵沢駅に到着した。住所でいうと山梨県北杜市になる。標高は約880メートル。北に八ヶ岳、南に南アルプスを望む風光明媚なエリアだ。小淵沢には数多くの乗馬クラブがあり、「馬のまち」としても知られている。

日本産の木材、土、自然素材でつくられた家は4年ほど前に完成(撮影/片山貴博)

駅から車で数分の場所に、安井さん家族が送るデュアルライフの拠点となる家があった。家族構成は安井省人さん(45歳)、妻の陽(あきら)さん(37歳)、5歳の双子の息子と娘。

取材に訪れたのは7月中旬。降るような蝉の声と鳥のさえずりが耳に心地よい。

省人さんは東京でいくつかの会社で仕事を兼業している。平日は神奈川県川崎市のマンションに一人で生活し、金曜夜から翌月曜の夜までを小淵沢で家族と過ごす。

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

二拠点生活に踏み切るきっかけは一時期話題になった「保育園落ちた!」だ。とはいえ、事態を前向きに捉えた。

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