意外と多いマンションより戸建て派7割のなぜ

そのうち注文住宅を検討している人が約66%

一戸建て検討者では、「駅からの距離」=A:青よりB:オレンジが多いのは、「耐震性能」と「エコ性能」だ。デザイン性や設備仕様、間取りに対しては「駅からの距離」の方が優勢で、「遮音性」が最も拮抗するという結果だ。

一方、マンション検討者では、「駅からの距離」より優先されるのは「耐震性能」のみ。それ以外の条件では「駅からの距離」が優先される。これは、マンション検討者は筆者のような利便性重視の人が多く、したがって駅から近いという利便性の優先度が高いということだろう。

それでも、巨大地震発生の確率が高まる昨今、「耐震性能」が重視されるということが分かった。

男性と女性でも優先度の差が

ちなみに、「駅からの距離」の優先度については、実は男女差がある。男性は「駅からの距離」を優先する度合いが高く、駅からの距離より優先された「耐震性能」でも拮抗する状況にある。が、これに対して女性は「耐震性能」や「エコ性能」を「駅からの距離」より優先する度合いが高く、それ以外の条件でも比較的拮抗する状況にある。

つまり、女性の方が家にいる時間を大切にする傾向があり、「駅からの距離」も重視するものの、住まいの居住性への関心も高いということだろう。

こう見ていくと、住まいという箱の形が一戸建てであれマンションであれ、その中でどういった暮らしをしたいのかを家族でよく考えて、住まい選びの条件を挙げるということが大切なのだと思う。

(文/山本 久美子)

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