意外と多いマンションより戸建て派7割のなぜ

そのうち注文住宅を検討している人が約66%

■「あっちもいいけど、こっちもね」並行検討が多いのが特徴

だからといって、みんなが一戸建てだけを検討しているのではない。その背景を見ていこう。

まず、複数回答になるが、検討している種別を聞くと、「注文住宅」が65.8%と圧倒的に多い。一戸建てというだけでなく、自分で間取りや内装を決められる点も魅力に映るのだろう。次いで、「新築分譲マンション」の38.8%、「新築分譲一戸建て」の37.1%が僅差で並び、「中古一戸建て」の26.9%、「中古マンション」の26.2%となる。

次に、検討種別をクロスして見ると、「注文住宅」検討者は他の物件種も検討している割合が低く、“注文一本やり”の傾向が強いことが分かる。また、マンション検討者は「新築」と「中古」との並行検討者が多い(新築分譲マンション検討者の44.1%が中古マンションも検討、中古マンション検討者の51.1%が新築も検討)のが特徴。

「新築分譲一戸建て」検討者は、「注文住宅」(47.7%)も「新築分譲マンション」(41.5%)も「中古一戸建て」(35.9%)も多いので、“移り気”の傾向が見られるということか。

いずれにせよ、一戸建て・マンションや新築・中古を並行検討している人が多いということが分かる。

メイン検討種別ごとの並行検討状況(複数回答)(出典:リクルート住まいカンパニー『住宅購入・建築検討者』調査(2018年度)より転載)

「駅からの距離」強し、されど「耐震性能」は最優先

次に、検討する際の重視条件について見ていこう。

今どきの住まい選びの条件では、「利便性重視」がますます強まっている。では、「駅からの距離」と比べて何を重視するか一戸建て・マンションそれぞれの検討者で違いを見ていこう。

住み替え時に優先する特徴【VS駅からの距離】(メイン検討種別/単一回答)(出典:リクルート住まいカンパニー『住宅購入・建築検討者』調査(2018年度)より転載)
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