ハーバード大なんて通えないと考える人の盲点

教育費にお金をかけるとしたらどこ?

日本の教育機関では莫大な「教育費」がかかりますが、そのあり方を見直してみましょう(写真:Ushico/PIXTA)
独自の家庭教育で、一人娘を地方公立校からハーバード大学現役合格に導いた廣津留真理さん。学校や塾に「外注」しなくても、親の教育しだいで子どもの学力はいくらでも伸ばすことができるのです。著書『世界のトップ1%に育てる親の習慣ベスト45』より、今日からわが子に実践できるメソッドをご紹介します。お父さん、お母さんは必見!

子どもは「負債」である

その昔は子だくさんであり、子どもたちは家事や子守りを担う一家の大事な働き手であり、農作業や丁稚奉公などで稼ぐ家計の資産でした。いまでも発展途上国では子どもは貴重な働き手として家計を支えています。

子どもは資産であり、頼れる働き手だった時代には、残念ながら十分な学校教育も家庭教育も施すことはできませんでした。発展途上国では現在でも満足な教育が受けられない子どもたちが大勢います。

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です

現代日本の子どもたちの多くは家計を支える労働からは解放されており、幸いにも学校教育も家庭教育も受けられる恵まれた環境にいます。

その環境には感謝するべきですが、見方を変えてみると、子どもは資産から負債になったともいえます。宝ものである子どもを“負債”と表現するのは少々乱暴で違和感があるかもしれません。

ですが、幼稚園から高校まですべて私立に通うと教育費は一人あたり平均1750万円、それに大学4年間を合わせると2000万円を超えるとされています。子ども一人を育てるのは、2000万円の負債を負うようなもの。「家族が増えたらもっと広い部屋で暮らしたい」とローンを組んでマンションを買ったりすると、そこへプラスして数千万円の負債を抱え込む結果となります。

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