合宿、ネット完結…ユニーク・インターンの数々 企業は「就業体験」ともなうプログラムを意識

✎ 1〜 ✎ 554 ✎ 555 ✎ 556 ✎ 最新
拡大
縮小
合宿形式やインターネットで実施するタイプなど、さまざまなインターンシップが存在する (写真:kou/PIXTA)

就職環境は引き続きよい。

リクルートキャリア・就職みらい研究所の就職プロセス調査によると、2020年卒生(現大学4年生、大学院1年生)の、7月1日時点の就職内定率は85.1%で、同月としては調査以来過去最高を記録している。

『就職四季報』特設サイトはこちら

ここ数年の傾向として、3年生のインターンシップから動き出している学生が多い。中には1年近くかけて就職活動を行った結果、内定をつかんだ人もいる。そして、2021年卒は、この傾向に拍車がかかりそうだ。

インターンシップに参加する予定の学生は多く、ディスコの調査では、「参加したい・参加する」と答えた学生は、91.7%に達する。この夏休みから参加する学生も少なくない。

専門職や現場配属のコースも

インターンシップは、参加者数が多い会社説明会型だけでなく、仕事体験型や合宿型などさまざまなタイプがある。そこで今回、『就職四季報2021年版』(企業研究・インターンシップ版)に掲載している2019年度開催予定のインターンシップから、タイプごとにいくつかユニークな例を紹介していきたい。

メーカーは、理系学生向けの技術系インターンシップを設定しているが、期間が長いのが特徴だ。実際の現場に配属したり、実務体験を行ったりしている。

次ページ日東電工は最長2カ月
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【逆転合格の作法】「日本一生徒の多い社会科講師」が語る、東大受験突破の根底条件
【逆転合格の作法】「日本一生徒の多い社会科講師」が語る、東大受験突破の根底条件
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT