トヨタのSUV「5代目RAV4」乗ってわかった実力

持ち味の走行性能はどのように進化したのか

4月上旬に国内で発売された5代目の新型「RAV4」。SUV人気が続く中、どこまで存在感を発揮することができるか(筆者撮影)

世界的なSUV人気が続いている中、世界の主要マーケットで発売が順次始まっているトヨタの中核SUVモデル「RAV4」。5代目となる新型は車体の骨格となるベース部分の大型化を行うため、新たにミディアム~ラージクラスに属する同社のセダン「カムリ」系列で使用しているプラットフォームを採用した。これにより、自由度の高いデザインが実現し、同時に走行性能にもゆとりが生まれた。

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新型RAV4の開発を担当されたチーフエンジニアの佐伯禎一氏は「初代でご評価いただいていた洗いざらしのジーンズ的なタフでカジュアルな感覚を現代風にアレンジしつつ、本格的なオフロードでの走行性能を確保しています」と新型の特徴を語る。

また、ベースモデルの大型化は走行性能のみならずクルマ全体にゆとりをもたらすことから、「オンロードでの上質な乗り心地や高い静粛性を試乗で体感いただきたい」と佐伯氏は筆者のインタビュー取材で胸を張った。

人気の高い中型・小型SUV

ところで冒頭のSUV人気だが、世界各国で堅調な伸びを見せているものの2018年前半あたりからボディサイズの大きな大型SUVはその伸び率が鈍化しつつある。一方でサイズが一回り小さい中型SUV~小型SUVにかけてはそのままの勢いを保っているのが現状だ。

新型RAV4は、その勢いのある中型SUVカテゴリーに属している。日本仕様では直列4気筒2.0ℓのガソリンモデルと、同2.5ℓハイブリッドモデルの2種類が設定され、それぞれに前輪駆動のFF方式と4輪駆動の4WD方式(ハイブリッドモデルは後輪モーターによるE-Four方式)をラインナップする。

外観は「標準仕様」のほか、オフロード走行を意識した2.0ℓモデル専用グレードして「Adventure」を用意した。トランスミッションはガソリンモデルがCVT、ハイブリッドモデルはトヨタお得意のTHS-Ⅱ方式をそれぞれ採用する。

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