皮膚科医が勧める「見た目が若くなる」食品5選 「腸活スーパーフード」で、外見力が上がる

拡大
縮小
「10歳若く見える人が食べているスーパーフード」から、日本でも購入しやすいおすすめの5つを紹介します(写真:Lisovskaya/iStock)
ハーバード大学マサチューセッツ総合病院の研究員であり、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)、ロンドン大学セントトーマス病院など、豊富な国際経験をもつ小川徹氏。
ハーバード大学マサチューセッツ総合病院では、「皮膚とAI」に関するマサチューセッツ工科大学(MIT)との共同研究などに取り組みながら、皮膚科学を基軸に心理学や芸術など、ほかの学問領域との結びつきによった皮膚科学を応用した「ポジティブ皮膚科学」を提唱している小川氏だが、このたび新刊『ハーバード現役研究員の皮膚科医が書いた見た目が10歳若くなる本』を上梓した。その小川氏に「10歳若く見える人が食べている5つのスーパーフード」について解説してもらう。

パワーエリートは「スーパーフード」を食べている

私は現在、アメリカのボストンにある、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院で客員研究員として活動しています。それ以前はUCLAやロンドン大学セントトーマス病院に所属しており、多くの欧米のエリートと接する機会がありました。

『ハーバード現役研究員の皮膚科医が書いた 見た目が10歳若くなる本 』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

そこで私が痛感したのは、欧米、とくにアメリカのパワーエリートは「外見」にとても気を遣っているのに対し、日本のビジネスパーソン、とくに男性が「外見」に対して意識を向ける人が少ないということでした。

「老け見え」になってしまっていても気にしていない人も多いようなのですが、これは、非常に損で、もったいないことだと感じます。ビジネスでもプライベートでも、男女問わず「見た目」が若いことは、大きなアドバンテージとなりうるはずです。

私はこれまで約20年間、医師として日々過ごす中で「皮膚科学をもっと大きな視点で柔軟に考えることが必要」と感じ、「ポジティブ皮膚科学」と名付けて提唱してきました。

「見た目」を老けさせる原因の1つに食生活がありますが、アメリカのパワーエリートは「見た目」を若くするために、体の内側からもキレイにする努力をしています。そこで積極的に取り入れているのが「スーパーフード」です。

日本では、なじみが薄かったのですが、最近ではよく目にするようになりました。「ポジティブ皮膚科学」から見ても、「スーパーフード」はぜひ積極的に取り入れていただきたいものの1つであります。

ここでは、「10歳若く見える人が食べているスーパーフード」から、日本でも購入しやすいおすすめの5つを紹介します。

次ページ「アボカド」は「ギネス認定」の逸品!
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT