読解力は「頭のOS」のバージョンによって決まる

子どもの地頭をよくする7つの「魔法の言葉」

頭脳のOSをアップデートするために家庭でできる方法を教えてもらいました(写真:kohei_hara/iStock)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

中2の息子の国語のことでご相談です。 これまで興味の持てる本に出会わなかったせいもあるかもしれませんが、読書をせず、読解力がありません。
定期テスト前には目標、後には反省を書くように指導されますが「がんばる」と書くのみ……具体的なプランを書きません。
国語力がないことで問題の意味がつかめず、全科目でやる気が起きないのか?とも思い、毎日短い新聞記事の音読などさせていますが、先が見えないのでヒントをいただけるとありがたく思います。
(仮名:高橋さん)

勉強を処理する頭脳のOSがフリーズを起こしている

読解力は、勉強の世界においては最も重要な力の1つです。これがあるとないとでは天地ほどの差が生まれ、さらに他教科への影響は計り知れません。しかし、読解力を高めるには文章をたくさん読めばいい、読書をすればいいと単純に考えてしまうと、とんでもない痛手を被ることになりかねません。

また、「読解力=考える力」と考えたとしても、「考えるとはどういうことを意味するのか」「考える力を身につける方法」を教えてもらっていないため、問題集をたくさん解けばいい、読書をすればいいと短絡的な対策を実行してしまうこともあります。このようなことをやっているうちは残念ながら、読解力がつくことはないでしょう。

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高橋さんは国語力という言葉を使われていますが、国語力と一口に言ってもそれは大きく2つに分かれます。読解力とボキャブラリー(語彙)の2つです。それぞれについてしっかりと説明するとなると、1冊の本になってしまうのですが、今回は読解力に焦点を当てて家庭で今すぐできるお話をしていきましょう。実行されれば何かしらの変化が出てくると思います。

高橋さんの息子さんの読解力がない状態をもう少し詳しく言えば、次のような状態であるといって間違いないでしょう。

「勉強を処理する頭脳のOS(オペレーティングシステム)がフリーズを起こしている」

次ページもう少し説明するとこういうことです
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