最新!生涯給料が多い「中部415社」ランキング

1位ファナックという結果、トヨタ自動車4位

中部地区ではファナックが首位になりました。JIMTOF2018の企業ブース(撮影:梅谷秀司)

今年のゴールデンウィークは10連休。国内の観光地や海外旅行に出掛ける人も多いだろう。お財布事情も大きく影響してくるところだ。

私たちの給料やボーナスは人生でいくらもらえるのかを積み上げて考えてみると、どんな差が生まれるのか。東洋経済オンラインは、独自に算出した全上場企業の「生涯給料」を全国7地域(北海道・東北、東京除く関東、東京、中部、近畿、中国四国、九州沖縄)に分けてまとめた。

これまで「東京都トップ500社」「東京都ワースト500社」「東京除く関東324社」「近畿590社」を紹介してきたが、第5弾として「中部」に本社を置く会社のランキングをお届けする。

集計の対象としたのは、『会社四季報』に掲載しているうち、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県の各県に本社を置く企業415社。単体の従業員数が20人に満たない場合や、平均賃金の発表がない企業は除いている。

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各社直近の有価証券報告書の公開データと、厚生労働省が調査・公表している「平成29年賃金構造基本統計調査」の5歳刻み賃金額(所定内給与+賞与)から業種分類ごとに賃金カーブを算出し、それを各企業の平均年収と年齢に当てはめて試算した。

あくまで理論的に割り出した推計値ながら、一定の目安となるはずだ。

グループ企業については、全体で連結ベースの年収を算出するのがベストだが、基本データとして使用している有価証券報告書のデータが単体会社のものであるため、単体の年収数字となっている。

本社の中枢機能を担う社員しかいないケースが多く、年収が製造現場などの実態より上振れる傾向にある純粋持ち株会社も一部除いている。

トヨタは意外と4位

1位はファナックの4億9318万円。工作機械用NC(数値制御)装置で世界首位のメーカーで、産業用ロボットなどでも強い超優良企業として名高い。トップ4までの顔ぶれは前年と変わりなく、2位豊田通商(3億8474万円)、3位岡谷鋼機(3億2267万円)、4位トヨタ自動車(3億1408万円)が並んだ。

上位にはトヨタ以外でも、ヤマハ(7位・3億0398万円)、デンソー(12位・2億8713万円)など有力メーカーが目立った。

415社の生涯給料を単純平均すると2億0718万円。東京の2億2051万円、近畿の2億1918万円より若干落ちる。また、3億円以上の企業は7社と中部全体の2%弱となった。

なお、ランキング企業の中には、平均年齢が極端に高くなっているケースなど、会社によっては専門職や定年後の再雇用社員などを集計対象に含み、平均年収や平均年齢との関係から、推計値といわゆる正社員の実態との乖離がある場合もありうる点には注意いただきたい。

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