「週末婚」を選んだ20代夫婦の本音とリアル

結婚しても週末しか会わない生活とは?

週末婚で困ることはないのでしょうか。

「困ることはないです。職場が近いので、もし私が病気で動けないときは会社のスタッフが助けてくれます。旦那が病気になった時も、旦那のほうも一人暮らしが長いので、対処法は身についています。どうしてもしんどい時は、もちろんお互いに助けに行きます」(後藤さん)。

そして、毎日連絡することもないとのこと。「連絡がないからと言って何か心配だということもありません。旦那の『生きていける力』を信じているからでしょうか」という後藤さん。こうした自活力がないと週末婚は続けられないのかもしれません。

「週末婚」は特別ではない、選択肢の一つ

後藤さんは言います。

「同居に乗り気になれなくて、結婚を迷っている人がいれば、週末婚はおすすめのスタイルだと思います。私は『自分が、何をしたいのか』ということが常に頭にあり、やると決めたら徹底的に取り組みます。今の私にとって、それは仕事。私が言うのも、偉そうですが、結婚を堅苦しく考えすぎず、それぞれにとって心地よい結婚生活を考えてみるのがいいと思います」。

「私は、大学生まで、やりたいことではなく、『(世の中で)やるべきだといわれていること』を行ってきました。たいした才能はありませんでしたが、努力をする力だけはあったので、国立大学に行くことができました。会社員時代も、会社から求められることを真面目にやっていました。典型的な優等生タイプです(笑)」と後藤さん。

「でも結婚、転職を機に、自分が本当にやりたいことってなんだろうと考えるようになりました。自分の人生を生きようと思い、キャリアアカデミーの代表になる誘いを受けました。

学生の皆さんも、就活を通して、自分がどんな人生を送りたいかについて、向き合うことになります。自分がこういう経験をしたからこそ、学生の皆さんにも、自分にフィットする人生を見つけていってほしいと思っています」(後藤さん)。

現在も、就活塾の経営者という立場の傍ら、就活生へアドバイスすることがあるそうです。「こんな道もあるよ」「こんな考え方もあるよ」と様々な可能性をアドバイスするうえで、後藤さんの生き方は説得力を生むかもしれませんね。

「結婚したことで『ここが変わった』ということはありません。それでも、自分一人で生きるよりも、信頼のおけるパートナーがいることは大きなことです。私の考えを尊重してくれる旦那に対しては、いつも感謝でいっぱいです 」(後藤さん)

結婚することでキャリアが阻害されたり、時間や精神的な自由がなくなったり、ということを心配して決断できずにいる方もいるでしょう。今回ご紹介した「週末婚」、自立力、自活力に自信のある方は、ぜひ結婚生活の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

■取材協力
キャリアアカデミー
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