「平均勤続年数が長い会社」ランキングTOP300

「就職四季報」データを集計、108社が20年以上

大阪、京都、滋賀に路線網を持つ京阪電気鉄道が、平均勤続年数ランキングの1位になった (写真:HI PHOTO/PIXTA)

3月の「就活解禁」から2週間が過ぎた。緊張した面持ちでオフィス群を回っている就活生の姿を見かけることも増えてきた。これまでの業界研究、企業研究からいよいよ選考へと足を進めることとなる。

そんな中、「新卒で入社した会社にそのまま働き続けたい」という希望を持って、会社を探す就活生は多い。企業研究でも、長く働き続けられる会社を条件にしている人もいるだろう。

『就職四季報』特設サイトはこちら

従業員が辞めない会社については、「新卒3年内離職率」のデータがあるが、どれだけ長く在籍しているかのデータとして、「平均勤続年数」がある。国税庁が公表している「平成29年分 民間給与実態統計調査」によれば、全体の平均勤続年数は12.1年と、10年前と比べ0.5年伸びている。男女別では男性13.5年、女性10.1年と、男性のほうが長い傾向もある。

1位は京阪電気鉄道で平均勤続年数26.5年

そんな全体の平均を大きく上回って長く働き続けられる会社を、『就職四季報2020年版』(総合版)の掲載企業約1300社から抽出した。それが、「平均勤続年数が長い会社ランキング」だ。平均勤続年数のほかに従業員数、採用数(修士・大卒の合計)を掲載している。なお、従業員数や採用数には、総合職だけではなく現業職を含まれている場合がある。

ランキング100位以内の会社は、平均勤続年数が20年を超えている。そんな中、トップは平均勤続年数26.5年の京阪電気鉄道となった。関西民鉄大手の一角で、子会社でひらかたパークを運営している。新卒3年内離職率は2年連続で0%、有給取得日数も19.2日と、働きやすい環境が数字にも表れている。なお同社の新卒採用は鉄道技術系職種のみで、ほかの職種の採用は京阪ホールディングスで実施されている。

次ページ業種では電力・ガスが目立つ
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
  • 30歳とお金のリアル
  • グローバルアイ
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 日本人が知らない古典の読み方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
6800億円の巨額減損<br>みずほに不足する「稼ぐ力」

みずほFGが巨額損失の計上による業績下方修正を発表した。損失の大半がリテール部門にひもづく新システムの減損で、「リテール不振」が際立ったともいえる。坂井社長の言う「前向きな減損」も、稼ぐ力あってこそ。効率化、稼ぎ頭の構築と道は険しい。