縄跳びギネス保持29歳が目指す前人未到の境地

愛称「もりぞー」、8月に「8重跳び」に挑戦

縄跳びの「プロ」として活動している森口明利さん=愛知県蟹江町(写真:福井新聞)

「縄跳びを極めたい」――。7重跳びのギネス記録を持つ福井県福井市出身の森口明利さん(29)=愛知県蟹江町=は、会社を辞め今年から縄跳びの「プロ」として活動している。

イベントでパフォーマンスを披露するほか、福井県内外の小学校や教室で子どもたちを指導していくつもりで「縄跳びの魅力を広めたい」と意欲を燃やしている。

小学生のころから縄跳びが得意で、京都大の縄跳びサークルに入ってから競技として本格的に始めた。「跳び方の組み合わせ次第で無限に技の種類があるのが奥深い」ととりこになり、次々と高難度の技を習得していった。

7重跳びを成功させギネス記録に認定

垂直跳び約90センチのジャンプ力を生かし、5重跳びや6重跳びの連続成功数で次々とギネス記録を樹立。2017年には世界で初めて7重跳びを成功させギネス記録に認定された。

「プロとして生きていきたい」。大学生の時から漠然と抱いていた夢の実現に向け、昨年8月に会社を退職。今月から愛知県蟹江町の縄跳び教室の講師となり、4月からは運動教室を主宰する「エーアイきっずくらぶ」(福井県坂井市)の講師としても活動することになっている。

2月9日に福井市のエルパで開かれた「なわとびフェス」では「もりぞー」の愛称で登場。6重跳びなどのパフォーマンスを披露し、子どもたち一人一人を指導した。ユーモアたっぷりのマイクパフォーマンスと優しい笑顔で子どもたちの心をつかんでいた。

競技者としては、前人未到の8重跳びの成功が目標。語呂合わせで今年8月10日に挑戦することにしている。現在は滞空時間を0.78秒から0.83秒に伸ばすためジャンプ力に磨きをかけている。「年齢的にも最後。なんとしても成功させたい」と力を込める。

「子どもたちが楽しそうに縄跳びをしている姿を見るのが楽しい」と語り「縄跳びの達人と言えば『もりぞー』と言われるようになりたい」とさらなる高みを目指す。

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