2019年の「不動産市場」を読み解く4つの視点

はたして価格、金利はどうなっていくのか

2019年は消費税増税が控えていますが、不動産市場はいったいどうなるのか予測していきます(写真:SasinP/PIXTA)

2019年が始まってはや1カ月が過ぎようとしています。1月の恒例企画として、2019年の不動産市場を予測してみたいと思います。高止まりしていた中古マンション価格の下落や消費増税など、今年は一言でいえば「変調」の1年といえそうです。

不動産価格はどうなるのか

キーワード1「株価動向」:都心部の中古マンション価格と連動、今後は下落傾向に?

まずは誰もが気になる不動産価格。この価格の変動の波は、まず東京都心部から始まります。それがやがて23区に広がると同時に、神奈川・埼玉・千葉県へと波及していきつつ、札幌・名古屋・大阪・福岡圏などへ影響を与えるといった流れです。

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

そしてとりわけ都心部の中古マンション価格は、株価に敏感に反応します。昨年末から変調をきたしている株価は現在、2万円前後(1月7日時点)で推移していますが、この水準だと、都心3区(千代田・中央・港区)の中古マンション成約平米単価は、15~20パーセント程度割高であるといえます。

新宿・渋谷・品川・港区あたりも同様です。新築マンションは、デベロッパー(売主)が価格をコントロールしているためすぐには反応しません。したがって2019年の不動産市場動向を占うのは、株価動向を予測するのとほぼ同義です。

(図:SUUMOジャーナル編集部)
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