経済物理学で予測、株価は2019年初に下落

「逆バブル」シグナルを出す「クラッシュ指数」

経済物理学モデルによる株価下落の予測の精度は?(撮影:尾形文繁)

株価などの金融資産の価格が割高か割安かといったバリュエーションに関する指標は多数あるが、「いつ調整されるか」を言い当てることは難しい。

経済物理学モデルで過去2回とも当てた!

この連載の過去記事はこちら

筆者はその1つのツールとして、経済物理学を用いたバブル崩壊の予測モデルを何度か紹介してきた 。2017年11月17日の筆者コラム『経済物理学で日経平均株価の暴落時期を探る』では、「足元(2017年11月当時)から18年2月末までに日経平均株価は大幅または小幅な調整をする可能性が高い」とし、これが的中した。

同様に、2018年2月16日のコラム『「2月暴落」が的中!経済物理学で「次」を予想』では、「(2月の株安から)株価が再上昇し、バブル形成のサイクルに回帰した場合は6月ごろに再びバブル崩壊の可能性が高まる」とし、5、6月の株価の調整も的中させた。

その後、比較的短いスパンで上昇して下落した9~10月の局面では分析を行わなかったことが悔やまれるが、1年で2度の下落局面を的中させることができたという実績はモデルの有用性を考えるうえで十分に検討に値する事実だろう。

次ページべき乗則に従う市場現象を捉える
政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • CSR企業総覧
  • 中学受験のリアル
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 女性の美学
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
『会社四季報』最新号から厳選<br>伸びる会社を探せ!

6月18日発売の『会社四季報』3集夏号で、3700社を超える上場企業から収益力の高い企業を掘り起こす。独自予想データを基にしたランキングは、連続増益、会社計画との乖離率、最高益更新率、連続増配、ネットキャッシュなど6テーマ。