ユニーク採用の雄、サイバーAはここまでやる

キャンプファイヤーでその人の「何」を見るか

サイバーエージェントのインターンシッププログラムのひとつ「ゼロイチ×イチヒャク」。事業創出や事業拡大を考えるプログラムだ (写真:サイバーエージェント)

「新卒入社した社員をいきなり子会社の社長に据える」「内定者だけで子会社設立を認める」――。ネット広告からスマホゲーム、インターネットテレビ局「Abema TV」などを展開するサイバーエージェントは、そんな驚きの新卒採用をおこなっている会社としても知られている。

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同社は会社を設立した1998年から新卒採用を開始。当時のネット広告はまだまだ小さな市場で、そのベンチャー企業に優秀な人材を集めるため、さまざまな採用の手法を模索してきた。冒頭で述べた超抜擢人事は、その中の1つだ。

そんなサイバーエージェントが、さまざまな新卒採用の経験を経て2017年に大きな改革をおこなった。新卒採用強化プロジェクト「YJC」の立ち上げである。

現場の社員が自ら採用する「YJC」

YJCとは「良い人を(=Y)自分たちで(=J)ちゃんと採用する(=C)」の頭文字をとった造語。ただの言葉遊びにも見えるが、そこには今の採用の現状を踏まえた、サイバーエージェントとしてのある結論が垣間見える。

では具体的に何を変えたのか。それは新卒採用を、人事といった専属の採用チームだけでおこなうのではなく、各事業部門の社員にも参加してもらうことだ。現場が主体的になって採用するという考え方を提唱・実践しているのである。

改革の意図について、同社の執行役員で新卒採用の責任者をしている石田裕子氏は、次のように説明する。

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