確定申告で通る「経費」と通らない経費の大差 漫画!2月までに知っておきたい「節税」のコツ

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税金で損をしないために、今からでも知っておきたい確定申告と税務調査のしくみ(イラスト:若林杏樹)
政府による働き方改革により副業解禁などが進められ、「副業元年」とも言われている2018年。ランサーズ株式会社の調査によると、フリーランスの人口は1100万人を突破し、今後ますます増えていくと予想されています。
そこで今回、フリーランス初心者で漫画家の若林杏樹さんが、税理士の大河内薫さんに税金にまつわるあれこれを学んでいく様子を描いた『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』から、フリーランスの「経費の基本」をご紹介します。

会社員であれば、会社が税金の計算や支払いを行ってくれます。しかし、フリーランスになるとこれらを全て自分で行う必要があります。なかでもよく聞くのが「経費」という言葉。「とりあえず、領収書は全部もらって保管しておくように」と言われたことがある人も多いのではないでしょうか。

この経費が大きく関係してくるのが「所得税」です。日本は累進課税制度といって、稼いだ額が多いほど税率が段階的に上がる仕組みになっています。その幅は5~45%とかなりの幅があり、収入から経費などを引いた額によって税額を計算します(これが、いわゆる「確定申告」です)。

つまり、節税への近道は「いかに経費を計上できるか」にかかっているとも言えるでしょう。

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